かみさんは2人で旅行がしたいという。
これまでも私たちは2人で旅行をよくしてきた。友達は女性同士で行くほうが気楽で楽しいというけれど、私はお父さんと2人のほうがずっと楽しい、という。
遠くへは行けないので、netで見つけた高知の太平洋を見下ろす高台にあるホテルを予約した。4月の桜の満開時期を見計らって京都南禅寺近くにも2連泊で予約を入れた。後で花見の混雑を避けるため喧騒の終わった4月下旬に変更した。行けるといいが・・・
私のときもそうだった気がする。
人は行き詰ったときは旅に出る。じっとしていては苦しくて、心の救いを求めて旅に赴くのであろう。苦しいとき、明るさを求めて人は動くのだろうか。
今にして思えば、2月のシンガポール旅行はよくぞ行けたものだとおもう。
確かに大変な疲れが出たし、途中ひどい頭痛や吐き気、熱も出たりしたが、それでも何とか元気で楽しんでこられた。孫に会いたさの一心だったのかもしれない。
