子猫の鳴き声が響く季節


今年もやっぱり夜になると外から

か細い鳴き声が聞こえてきて悲しい


2日目の朝

まだ聞こえてくる鳴き声の元を探すと

近所の車庫でクモの巣まみれの黒い子猫発見


ウェットのおやつをあげようとしてみたけど

食べることなく姿をくらませた子猫ちゃん



その日の夜

また鳴き声が聞こえて

またおやつ持って探しに行くと

朝と同じ場所にいて

空腹の限界だったのか今度は食べてくれた



しばらく様子を見てると

近所の家から漏れ聞こえる飼い猫の鳴き声に

必死に返事して鳴いてるみたいで


その声をお母さんだと勘違いしてるから

ずっとこの辺に居着いてるんだと判明



お腹減ってるであろうに

力強く腹の底からミャーミャーと

ここにいるよーって鳴いてて

胸が締め付けられてしんどい悲しい



せめてお母さんに会えるまで生き延びられるように

おやつあげちゃったけど


もう一晩中聞こえる鳴き声がしんどくて泣くうさぎ



長女も

「可哀想すぎるからもううちで飼おうよ」って




いや気持ちは同じなんだけど

うちもう猫3匹いるし犬もいるし

冷静に考えてこれ以上は無理だよ不安




ってなってたんだけど

このまま放置したら間違いなく死んでしまう子猫を見捨てられず


3日目夕方ついに保護することに




ずっと隠れてて

逃げてはまた隠れての繰り返しだったんだけど


YouTubeで子猫や母猫の声を流すと

また力強く返事してて

音が鳴る方へ駆け寄って行く子猫ちゃん



健気すぎて見てるだけで

ぐるじいいいいえーん



3時間かけて

最後は友達が網で捕まえてくれて

洗濯ネットにうつして無事保護にっこり









ノミダニがいるだろうから

すぐにはおうちに入れてあげられないし


ひとまず倉庫の中にケージ組み立てて

隔離保護にっこり




猫エイズやら猫白血病持ってたら

一生隔離なんだよなぁ

どうしようかなぁとか色々考えたけど


放っとけない以上悩んでも仕方ない!


ってことで

翌朝すぐに病院へー


シャーシャー威嚇され猫パンチ飛んでくるから

段ボールごとネットに放り込んで病院へー昇天




どっちも無事陰性で

ノミダニ駆除薬もしてもらって


駆除終わるまで2日間は倉庫生活してもらって


いざおうちへお引っ越しニコニコ




使ってない末っ子のお部屋にケージ組み立てて

隔離してるけど


保護から1週間経っても

相変わらずよく鳴く凝視




慣れてくれなくて威嚇三昧

触ろうものなら逃げまわるし先は長そう悲しい








体重750g
推定生後1ヶ月半~2ヶ月
女の子

命名【おはぎちゃん】



敵じゃないのよ

早く懐いておくれー泣き笑い