お伝え時の店主、彩乃です
虹の橋のワンちゃん・ネコちゃんからの
メッセージをお届けしております
モニター様の感想をアップいたします
ご依頼者様:М様
対象:マルチーズ(男のコ)
お名前:アム君
オシャレ優しいお顔と純白の毛並みが美しい!
享年 9歳
どのコのお写真を拝見しても
飼い主さんの愛情を感じるのですが
特にその愛情を感じたのがこのお写真です
可愛らしいお洋服に包まれた姿に
カメラ目線の穏やかな瞳。
「愛情をいっぱいもらったよ」と
語りかけてくるような1枚でした。
ヒアリングの時にM様は詳細をお話してくださいました。
アム君の最初の飼い主さんはM様のお母様。
出会った時、アム君は生後4ケ月ほど経っており
ペットショップからブリーダーに返される直前でした。
お母様が抱っこするとアム君はギューッとしがみつき
お母様はそのまま引き取ったのだそう。
「これは運命だと…母は言っていました」
そのように話されるM様。
そしてその数年後、お母様は体調を崩され他界…
娘のM様がアム君の飼い主となりました。
それから月日が流れ、アム君が9歳を迎える年、
アム君に心臓病の症状が現れます。
M様は専門の病院を探し、自宅に酸素室も設置し
そのおかげか病状は一時安定していました。
アム君が亡くなる前日のことを
M様はこのように話されていました。
「あの日、何かがおかしかったんです。
ご飯も食べるし、おやつも食べるし、
アムも大丈夫…でも…」
M様は何か異変を感じていました。
そして翌日、病院に連れていくことに。
ところが、そのタクシーの中で
突然息を引き取ったのだそうです…。
「あまりに突然すぎて…呆然として
涙もしばらく出ませんでした。
心臓が悪いコでも薬で維持しているコもいるし
コントロールできると思っていたのに…」
あまりのことに涙も出ない…
М様の言葉だけでご状況が伝わってきます。
アム君に伝えたいことをうかがうと
「伝えたいことは謝りたいです。
夫に言われて気が付いたのですが
アムを迎えて間もない頃
私は先代のコと比べて怒っていたらしいんです。
”お兄ちゃんはそんなことしなかったよ”って。
夫に”アムは悲しそうな顔をしていたよ”と言われて…
先代のコは17歳でしたし、
当時のアムは2歳くらい。
年齢差もあるし比べても仕方なかったのに」
そしてもう一つは
「亡くなる前日、酸素室に入れる前に
トイレに行かせたんです。
アムはママ(M様)と寝たいと動いたけど
ダメダメ、苦しくなるから…と酸素室に入れました。
最後になるのであれば
一緒に寝てあげればよかった。
抱きしめてあげればよかった。
あの時のアムの顔が忘れられない…
謝りたいです」
あぁ…苦しかったですね…
お気持ちが彩乃にも伝わってきます。
最後にМ様が聞きたいこととして
「夫婦で可愛がったけど幸せだったかな…」
これらの
大切なお気持ちをお預かりました。
そして…
お話をうかがっているときから
彩乃の心にどうしても離れない思いがありました。
最初の飼い主だったというお母様の存在。
アム君に対して出てきた言葉「運命」
そしてアム君を引き取ったのが娘であるM様。
お母様とのコンタクトも必要なのではないか…
お母様とアム君が天国で一緒にいるような気がする。
異例ではありますが、彩乃からM様に提案して
お母様へのコンタクトもさせていただくことにいたしました。
コンタクトの順番はアム君、お母様。
まずアム君のコンタクトをご紹介します。
(一部省略しております)
『』=アム君のセリフ
◆=彩乃のセリフ
まずアム君を意識してみると
空中を泳いでこちらに向かってくるような姿が見え、
そのまま私の腕の中までやってきて
抱きしめるような形になりました。
(瞑想中のラフ画にて薄くてすみません…)
その姿から大変人懐こく、
人間が大好きなコと感じられました。
「人は自分を好きでいてくれる存在だと信じている」
そんな気持ちも感じられます。
姿はお写真のようにきれいに着飾っていて
頭に大きなピンクのリボンをつけていました。
『ママから頼まれて来てくれたんだよね?
知ってるよ。すぐにわかったんだ。
だから、おしゃれしてきたんだよ』
ママが自分と話したいと思っていることを
わかっている、察しの良い姿に感じられました。
おしゃれをしている姿については
『みんなが、「わぁ、かわいい」って言ってくれるのが好きなんだ!(略)』
そのように話してくれました。
◆「アム君のことをおしえてください」
『僕にはママが2人いるの。最初のママとMママ。
最初のママはね、僕が一人ぼっちだったのを抱きしめてくれた。
それが温かくて優しくて大好きになった。
最初のママは僕に甘くて「あなたは特別可愛い」って言ってくれたんだ』
◆「その後、Mさんのところに行ったんだね」
『最初のママは僕に言ったんだ。
「あの子(M様)のところに行くなら大丈夫、安心だよ」って』
『その後、最初のママはお空に行ったけど、僕は一人ぼっちにならなかった。
Mママがいたから。
最初のママとMママは同じ匂いがした。
だから何も不安はなかった。
その頃のMママは疲れているような悲しい顔していた。
だから僕は甘えるのじゃなくて、ママに笑って欲しいなぁって思ったんだよ』
ここまで聞いて感じるのは、お母様の元にいた時よりも
使命感を持ってM様を見ているアム君の姿。
お母様の元にいた時は甘えることが多かったと思いますが、
お母様が亡くなられた時に自分の使命に気がついているように思います。
M様とお母様を繋ぐ役目…2人の絆を深めるために自分の役目があると感じている姿が見えました。
そしてそれをサポートしている小さな子供の天使(※)の姿も感じられます。
アム君についているのは子供の天使なので天真爛漫で無邪気で遊び心がいっぱい。
だけどそれが愛らしい、そんな存在。
アム君も同じ性質があるのかつい、はしゃぎ過ぎてしまう…ということがあったように思います。
◆「ママがね、先代のお兄ちゃんと比べてしまってごめんねって言っていたよ」
『ううん、気にしてないよ!
僕はママに笑ってもらおうと思っただけなんだ。
今思えば、そんなことしなくても
ママに寄り添っていればよかったんだと思う。
ママがどうして欲しいのか、僕はまだよくわかっていなかったんだ~
ごめんね、ママ』
4~5歳を迎えたくらいから成犬として成熟して、瞳の色も深くなり、落ち着いてママを見守る姿も感じられます。
その頃にはママが何か悲しいなぁと思っている時、すぐに寄り添えるなど、
ママがどうして欲しいか、すぐにわかるようになっていたようです。
その後、好きなものをたくさん見せてくれました。
『僕は走るのが好き!
広い広場もたくさん走れるんだよ!
いろんな人がいて、僕が近づくと「わぁ可愛い!」ってみんな顔がにこやかになるの。
ママがとても嬉しそうなのが、僕もとても嬉しかった!』
そのお話から感じられるのは
人から褒められるのが大好き、
自分から人に寄っていく姿。
散歩をすると老若男女からアイドル的存在になる傾向。
その魅力があると自分でも自覚があったと思います。
(略)
◆「アム君は亡くなる前の日に、酸素室にいたことを覚えていますか?
ママがあの時一緒にいてあげればよかったと…謝りたいと言っていたよ」
『ママが僕の為を思って言ってくれたのが、今とてもよく分かる。
苦しいのを…それだけはさせてはいけないと思ってくれたんでしょ?
ママは僕を大切にしてくれたんだよね。
僕はママが大好きで、その気持ちだけですぐに抱っこされたくなっちゃう。
ママだって僕を抱っこしたかったけど
苦しまないように「ダメだよ」って言ってくれた。
僕はママのことを「あの時こうして欲しかった」なんて思ってないよ。
僕のことを思ってくれて、そう選択してくれた。
ママ、ありがとう。
こっちに来てわかったんだ。
僕は、心臓が悪くなりやすく生まれていた。
ママは、そんな僕を本当に想ってくれて
良くしてあげたいと頑張ってくれた。
ママ、謝らないで。
僕の身体のことを誰よりも大切に思ってくれて
ありがとう』
この言葉から感じるのは
アム君は生まれつき心臓疾患になる確率が高い傾向にあったと思います。
それでも天使のサポートがあるからか「苦しむ」ということは避けやすく
M様もおっしゃっていたように
ご飯も食べて、おやつも食べて、ごく普通に
最期の最期までできる限り元気に過ごすことができた…そのように感じられました。
◆ママが「夫婦で可愛がったけど幸せだったかな」って言っていたよ
『(略)
最初のママに出会って、Мママに出会って、
大切にされて、生きていて本当に楽しかったし幸せだった!』
虹の橋の向こうにいる沢山の動物たちと交流を持っているようで
特に人に可愛がられた話をしている様子が感じられました。
自慢のママとパパだったようです
◆「他にママに伝えたいことはありますか?」
『ママ、突然お空に行ってしまってごめんね。
僕も驚いた。
でもこっちで聞いたら、僕の身体の都合で仕方なかったんだって。
だからママ、僕に申し訳ないと思わなくて大丈夫!
ママは動物が大好きなんだね。
ママとの生活とっても楽しかったよ!
優しいママ、大好き!
今も、僕に愛情を持ってくれて…
僕は、ママまるごと大好きだよ。
たくさん可愛がってくれてありがとう!
ママに出会えて本当によかった』
アム君の気持ちを充分に感じたので
お礼を伝えてコンタクトを終了しました。
その時に、にっこり笑って手を振ってくれました。
アム君へのコンタクトは以上になります。
(彩乃より)
※「天使」についての補足
稀に動物とアクセスしていると天使やガイドと呼ばれるサポーターが側にいる様子が見えることがあります。
サポートが入ることで人の気持ちや言葉を理解しやすくなるようです。
私がコンタクトしたところだとワンニャン全員についているわけではなく、
人間との間に何か役割があるコの側にいる傾向があります。
その存在の姿は、大人であったり子供であったり様々で、その動物の性質に似ている場合が多いです。
わかりやすく「天使」と表現していますが「何かサポートしてくれる存在」と思っていただければと思います。
M様、このコンタクトについて掲載をご快諾いただきありがとうございました!
まずアム君のコンタクトのご紹介をさせていただきました。
アム君のコンタクトでとても印象的だったのは「天使」の存在が見えたこと。
冒頭で彩乃の訪問を察していたのもこの「天使」が
教えてくれているからのように感じました。
無邪気で可愛らしい子供の天使。
純粋でアム君の純白毛のようです。
この天使のサポートがあるから、苦しむことは避けやすく
最期まで、ご飯を食べ、おやつも食べて…
アム君としては「生」を満喫できたとなるのですが
飼い主さんにとっては寝耳に水、突然の出来事となってしまい
ショックや気持ちの整理ができないなど、あったのではないかと感じられました。
М様、お辛かったですね…お察しいたします。
アム君は今も変わらずママが大好きで
可愛らしく美しいその姿でママのことを想っていました。
そしてアム君と天使の存在は
М様のお母様がキーになっている…そのように感じられる時間でした。
今回はアム君とお母様というおふたりのコンタクトになり
どちらもМ様にとって大切なメッセージだったため
2部にわけてご紹介したく思います。
またМ様からも感想をいただいており
そちらも次の投稿でご紹介させていただきますね。
(続く)