小さい頃は、素直な子供だったのかな。

 

いつから、嘘を覚えたのだろう。

 

小さい頃から、顔も可愛くて、ピアノ、習字、スポーツ、勉強もできて、みんなの人気者のわたし

 

に、なりたかった。

 

そのために、私は努力した。勉強だって、部活だって、何事も努力した。

 

これは事実だと思う。自分でも誇っていいところだと思っている。

 

だが、間違った方向に進んだ感情もある。

 

嘘をついたのだ。

 

バレなければいい。誰にも言わなければ、バレない。自分の中に秘めておけば事実も同然だ。

 

そう考えていた私は、かなり幼いころから嘘を付いた。

 

もちろん、小学生の嘘なんて、大人が見破れないわけもなく、母にはよくあみは嘘つきと言われた。

 

嘘がバレたとしても、ちょっとの間反省すれば大丈夫、と思っていた。深くは反省していないということだ。

 

習字を習っていたが、行くのが面倒だった。共働きだったから、母が仕事に行っている間に習字に行ったという設定で嘘をついたことがある。

 

習字に行ったら、友達の誰々がいて、こういうことがあって、、、というストーリーまで考えた。

 

友達の誕生日プレゼントを母と買いに行ったとき、買った袋をあけて、一部、勝手に自分で使ったことがある。

 

兄から借りたものを、学校で壊してしまったとき、クラスの悪ガキのせいにしてしまったことがある。

 

リアリティがあるように、ストーリーを考えた。

 

中学。だんだんみんなが付き合い始めて、私はかなりプライドが高く負けたくなかったから、彼氏がいると嘘を付いた。

 

ネットで出会った人と付き合ってるんだ。

 

本当はネットの人と会ったこともない。

 

エピソードまで自分で捏造した。バレなければ本当のことと同じでしょう?

 

これを高校まで続けた。そして今も続けている。

 

実際は、モテない。こんな素直じゃない奴。

 

負けたくない。それだけで、つらつらと嘘が口から出てくるのだ。自分でも驚くほど。

 

あまりに自信満々に言うと反感を買うから、謙虚に、言いにくく、言いたくなさそうに。

 

話している相手と遠い人間を登場させる。わかりやしないから。

 

そうやってみんなを騙した。いや、こんなの、ただの自己満だ。

 

みんなそれほど周りを気にしてなんかいない。私が付き合ってようが付き合ってなかろうがどうでもいいのだ。

 

なのに、嘘が出てきてしまう。大ぼら吹きだ。

 

付き合ったことが無い。交際人数0人。

 

ここでだけは、嘘を付かないように、見栄っ張りの癖がつかないように綴ろう。

 

一番みっともないと思う。

 

事実を受け止められずに嘘をついて、自分を守って、努力をしようともしない。

 

捏造するストーリーなんて考えてる暇があるなら、自分磨きしろよ。