最近の彼女はどうしてしまったのだろうか?

 

昔は、違った

 

面倒くさがりではあったけど、やることはちゃんとやってたし、理性もあった。

 

痩せたいと思えば,食事制限もして、ストレッチとかマッサージもやって、高校のとき半年で12㎏痩せた。

 

行きたい大学に受かりたいと思えば、必死に勉強して、ギリギリだったけど、合格した。

 

今では、食べて、食べて、吐くまで食べて、寝て、バイトもブッチして、ツムツムで時間をつぶしている。

 

抑えられない何かが、時限爆弾なような不安が爆発したみたいだ

 

今の自分がダメなのはわかっている、わかっている、でも、体が動かない

 

頑張っていないだけなのかな?

 

去年の9月ごろから、1人で家にいるときに、過食をし始めた。

 

元来食べるのが好きなのもあり、今までも親がいないときはファミリーパックのアイスを何個も食べたりしていたが、

 

そんなのとは比べ物にならないくらい食べ始めた。

 

ごはん。パン。おもち。

 

こんな炭水化物まで食べ始めたとき、何かが変わった気がする。

 

胃がはち切れそうで、気分も最悪、もう食べれない、のに、食べる。食べたい、満たされたい。

 

高校で痩せたけれど、それでも世間から見たら、太めの私は、痩せたかった。

 

かわいいといわれることも多いし、何より可愛いといわれるのが好きだった。

 

自分の顔は好きだし、あとは痩せれば、完璧だと思っていたのだ。

 

自分はいじられキャラだ。中学の時からずっと。

 

嫌なわけではない。それで人と仲良くなることができるから。

 

でも、ずんぐりむっくりだとか、デブとか、足が太いとか、顔が丸いとか、事実だけれど、言われると、体の中の血が下がっていく感じがした。

 

当然その場で怒ったりしないし、むしろ笑顔で返すのだけれど、そうすればするほど、自分の中に、傷が蓄積していった。

 

積もって積もって、太っているのは事実なんだし、「痩せないと」の気持ちが強いときに、過食が始まってしまい、焦った。

 

どうしようもない食欲と、抑えられない自分が嫌いで、嫌いで、汚かった。

 

1人でいる時に過食をしてしまうから、家族や友達とご飯を食べる時は極力我慢した。我慢できた。

 

家で、母が父に買ってきたバレンタインデーのチョコなども、兄が食べるはずのアイスも、ダメってわかっているのに、わかっているのに封をあけて貪る自分が本当に汚かった。

 

あまりにも連日の過食に、母が怒った。

 

1人でいるときは狂ったように食べるのに、人といる時は見え張っちゃって、いらないとか言っちゃって。

かわいくない。

 

いとこのお母さんに、

 

娘さんはいいわね、細くて。うちの子なんて、家のお菓子ぜーんぶ食べちゃって。なのに痩せたいとか言って。

 

自分が悪い。自分が悪い、そんなのわかっているけど、何かが崩れた。

 

恥ずかしい。みっともない。消えてしまいたい。汚い。

 

過食をしては、次の日断食して、また過食をしての繰り返しで、なんとか体重はそれほど増えなかった。

 

ある日、また、過食をしてしまった。

 

家に食べ物が多かったのもあり、全て食べてしまった。今までで断トツの量だ。

 

気持ち悪い。これ以上食べたら太るし、気持ち悪くなる。お母さんも怒る。

 

分かっていた、でも、これらよりも、食べたいの感情が勝った。

 

食べたら、死ねばいいのだ、死ねば何も感じなくいい、これを食べて死のう。

 

カッターを出した。手首に当てた。でも切れなかった。

 

そこまでの度胸なんてなかった。そこでまた自分のみじめさが膨張した。

 

受験期に眠れなかったときに母が買ってくれた睡眠導入剤を飲んだ。箱に入っていたもの全部。

 

そこまで量が入っていなかったから、こんなんでは死ねないと分かっていたけど、全部飲んだ。ちょっとの間でも苦しまなくていいと思ったから。

 

母にラインした。

 

生まれてきてごめんね。あたりまえのことができなくてごめんね。こんな親不孝でごめんね。

 

そして眠った。

 

母が帰ってきて怒鳴った。母は、私を何より思ってくれている。それは知っている。

 

自殺しようとしたことを怒った。誰より傷ついたのは母だろう。でも、怒った。

 

そのときには薬が効いていて、ただ眠たかった。何でもよかった。

 

父が仕事から帰ってきて、私をリビングに座らせた。

 

言いたいことは分かるな?

 

ああ、わかる、全部わかるよ、死にたいって言うな、お前の体はお前だけのものじゃない、お母さんがどんなに傷ついたかわかるか、みんなお前のために色々しているのに、お前は恵まれているのに、無責任なことをするな、命を大切にしろ、

 

だいたい予想通りのことを言われた気がする。私はただ分からないと言った。

 

叩かれそうだったので私はずっと涙をぬぐうふりをして頭に手をあてていた。

 

母は、

 

おばあちゃんだって、あんたがかわいくて、色々してくれているのに、、、

 

それさえもつらかった。もういっそ死んでしまえと言ってほしかった。

 

食欲も我慢できない、汚い自分を罵倒してほしかった。消えたかった。