こんにちは
娘は現在、別居中の自己愛性パーソナリティー障害であろう旦那からの過去の隠れた虐待、洗脳の影響から複雑性PTSDを患っています。
症状としては、トラウマのフラッシュバックによるパニック発作、うつ症状、解離、自己否定など様々。
現在、一歩ずつ前向きにう一緒に頑張っています。
同じような境遇の方の少しでも力になれると嬉しいです。
今の娘の心の状態は、娘の表現によると
常にザワザワ
のようです。
おそらく不安だと思います。
そして、逃げ込み場所であったトイレへ行ったり、ふとしたことからシャットダウン(おそらく解離状態)になります。
そんな時、なんとか引き戻すのは私の役目なのですが、色々試行錯誤中です。
複雑性PTSDでも、娘の状態はおそらく最悪な状態と言えると思います。
今、この本を読んでいるのですが、娘の状態は症状のほとんどが当てはまってしまいます。
そして、この本からヒントをいただいています。
この本を読んで、ソマティックエクスペリエンシングというものに興味を持ったのですが、果たしてこの著者のように、資格を持っている方全員が判断することが出来るのかどうか、私にはわかりません。
ですが、どうやらトラウマというのは心理的なカウンセリングが必要ではあるのですが、その前に身体の方が先に反応しており、神経回路的に問題が生じているようなんですね。
簡単に言えば、前頭前皮質の損傷です。
(ちょっとはしょりすぎですが)
まずは、身体を自分でコントロール出来る状態まもっていかないと、どんなに何をしようとシャットダウンしてしまっている状態ではどうにもならないようです。
娘は、全てにおいてシャットダウンしてしまう酷い状態は、最近では先日のカウンセリングは1人で、、、という時のみで、普段は軽くシャットダウン気味で、心を開こうと努力しているけれど、そうすると怖くて仕方がないという状態の今日この頃です。
シャットダウンしないよう努力している最近では、毎日旦那が家に帰ってきていた夜の時間になると、蹴られたりしていた所があちこち痛み、大泣きです。
この本によると、シャットダウン症状が起こるのは、やはり究極の命の危機にさらされた時に発動するシステムで、逃げれない環境ならでは起こることのようです。(これもかなりはしょっていますが)
娘によると旦那が抱っこをする時は、手をたまに放され危機を感じていたようです。
なので、自らしがみつくといい状態だったよう。
きっかけはそんなことから始まりだったのかもしれません。
さて、娘がシャットダウン気味の時の戻し方です。
どうも自分の感覚がわからなくなり、麻痺したような状態になるんです。
娘も、全てに感覚が鈍くなります。
昨日も恐怖の末シャットダウンしてしまい、肩は上がりカチカチ、怯えた目で息の音も聞こえません。
「寒い寒い、、」
と動けなくなっています。
本にもありますが、自分の感覚もですが、自分以外は敵認識みたいな状態に陥ってしまいます。
でも、私の声は聞こえている様子なので、まずは感覚を自分に戻すところから始めました。
まず、外の空気を触れさせました。
風があたるのを感じます。
そこで、手に意識がいくように、マッサージ。
そして、肩の上げ下げです。
グッと上げて、ストンと落とす。
これ、結構効き目があって、その後呼吸が出来るようになります。
肩をストンと落とすと、ある程度自然に息を吐く形になるからだと思います。
ある程度呼吸が出来るようになったところで家に入り、今度は深呼吸を出来るようにします。
自発呼吸すら虫の息で、野生の本能として息をしないで身を守るということを覚えてきている娘にすると、深呼吸って容易ではないんです。
普通に数を数えて吸って、吐いての前に息の吸い方、吐き方すらわからなくなる。
そこで少し息が出来る状態になってから役に立つのが、
ろうそく
なんです。
呼吸に集中できないので、目的を持たせると、そのために出来るようになるんです。
逆に、今朝のようにガタガタ震えて、全ての音に敏感で完全に捨てられた子犬のように怯えている、過覚醒状態ではこれは無理です。
レスキューレメディに頼り、落ち着くまで私もどうしようもありません。
触られてもビクビクして、ちょっとした刺激も嫌がるので、落ち着くまでなす術がありません。
こんな時、レスキューレメディは本当に助かっています
かなり酷い状態だとは思うのですが、これでも娘が頑張って前に少しずつ進んでいる証拠なのです。
何も感じない、見ない、という状態から見ようと、感じようと、良くなろうと向き合って頑張っている上でのことです。
少しずつ向きあい、癒すと次が出てくる、みたいな今の状況。
まずは、解離状態から自分自身をコントロール出来る状態にしなければいけない今。
上の方法は、私が独自で思い付いた方法なので、娘に後で確認してみると、やはり外へ出て少ししてから、ちょっとしっかりしてくるそう。
聞いてみると、無理なく恐怖心は少しずつザワザワ状態に戻ったとのこと。
深呼吸って大切ですね。
私は今まで、「深呼吸しましょう」って言われると、誰でも出来るものだと思っていたんです。
娘のように、生きているのに息の音も聞こえない状態を初めて知りました。
でも、この本によるとあるらしい。
一部抜粋で簡略化しました。
究極に身の危険を感じると、人間は動かなくなる
。
ほとんど呼吸せず、声がでなくなり、怯えて叫ぶことすらできない。
じっとしたまま、死または細胞の回復のいずれかに備える。
これが、緊急時に短時間のみ機能するようになっており、慢性的に作動してしまうと地獄のような生きていても生きていないような地獄のような状態に陥ってしまう。
これが本能的防衛システムで、娘の状態なのです。
この状態からはとにかく、自分の状態を認識し、交感神経支配の動的状態にしなければいけないのです。
なかなか暗闇から引き出すのが、本当に大変です。
来週、ようやく病院の予約の日です。
久しぶりの東京。
今の娘の状態でちょっとしんどい外出ですが、車なので大丈夫かな。
でも、やはり自然と触れるって大切なことだと思います。
ここから本を頼りに自分でも出来ることを実践していっているのですが、何にしても根気です。
まずはパルスシャワー。
自分の感覚を自分に戻すこと。
お友達が持ってきてくれた収穫出来た茄子とピーマンを糧に頑張ろう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
今日も楽しい午後をお過ごしください