庭がある暮らしのメリット
皆さんのお宅には、庭はありますか古くからあるお宅には、もしかしたら立派なお庭があるかもしれませんですが、最近は土地も狭く、なかなか庭を設けるほどのスペースを確保できないのが現状かと思います庭を造るくらいなら、その分部屋数を増やしたいそう思う方が多いと思います。ですが、「庭」=「もったいないスペース」ではないんです「庭」が持つ良さとは一見無駄なように見える、ちょっとしたスペースが大切なんです。この『抜きのスペース』=『癒しの空間』になるんですメリット① 子供にとって学び多き空間になる昔は、庭がなくても近くの裏山に行って昆虫採集したりと自然を身近に感じることができました。ですが、現在ではなかなかそうはいきません場所が減ったこともそうですが、安全上の問題もあるかと思います。ですが、自宅にちょっとした庭があれば、その中で自然の生態を見て、肌で感じることができます大きな生き物でなくてもいいんです雨の日にはカエルが出てきたり、夏にはセミが鳴いたり。他愛もないことのように感じるかもしれませんが、子供たちはそこから多くのことを学びます。ある子は、「なぜ雨が降るとカエルがでてくるのか」と気になり、調べてみたり。ある子は、「なぜセミは夏だけの命なのか」と気になり、調べてみたり。大人が疑問に思わない事でも、疑問に思い、自身で調べたりするものです。また、生き物と触れ合うことで命の大切さを学ぶこともできます。庭は子供にとって良き遊び場にもなるんです。メリット② 四季を感じられる庭に草木を植えることで、日本特有の四季を感じることができます最近ではいつどんな花が咲くのか、いつどんな虫が出てくるのかを知らない子供たちが増えています四季を感じることで、また一つ子供たちは学びます大人にとっても四季は、癒しの一つではないでしょうか秋の真っ赤な紅葉を見ると、都会の喧騒を忘れられますよねこのように、家にいながらオンオフ切り替えられるスペースを造ることも大切です。メリット③ 室内に風景を取り入れる事ができる窓の外を見ると、車がひっきりなしに通っている窓の外を見ると、歩行者が歩いている窓の外を見ると、隣の家の塀があるせっかくマイホームを建てたのに、これでは味気ないですよね『暮らしの質』とは、モノだけでなく、コトも大事な要素です確かに間取りが多い方がモノは充実するかもしれません。ですが、その空間に『ほっこり』できるコトがないと、暮らしの質は良くなりません窓の外を見ると、風情のある景色がそこにある。室内に景色を取り込む手法は日本ならではです。そんな日本の文化を大切にしてみるのも良いかと思いますメリット④ 空間の拡張もしリビングの先に、庭が広がっていたらリビングと庭が一続きになっていたら、その庭もリビングというカテゴリー入りませんかリビングルームとは、家族団らんを楽しむ場所ですその意味合いからすると、庭においても同じですよね。子供たちの遊び場としてだけでなく、夕方や休日には椅子やテーブルを置いて、家族団らんを楽しむのも良し子供たちが寝静まった後に、夫婦水入らずで四季を楽しむのも良し空間だけでなく、過ごし方においても幅が広がります。メリット⑤ 自然光のもと生活ができる庭があるということは、そこに空間があるということつまりは、光や空気を取り込めるということです植物を植える際、計画的に行なえば、光をたくさん取り入れることもできますし、日陰を造ることもできます日の光は、室内灯とは違い、暖かみがありますし、私たちの活力となりますまた、自然光を取り入れることで、省エネにもつながります。そう考えると、「庭」=「もったいないスペース」ではないと言った意味が分かっていただけますよねそもそも、「家庭」という言葉は、「家」と「庭」という字からなっていますつまり、もともと家には庭はつきものであったということです。ほんの小スペースでもいいので、是非緑のある生活を考えてみてはいかがですかきっと『暮らしの質』が上がりますよ。