さて、1月22日に大塚ろうの体育館で初となるイベント『聴覚障害者の新成人を祝う会』を実施しました。
これは、ライオンズの方が他の地区の障害者の成人式に参加されたことがきっかけでした。
そこで感動したので、聴覚障害者の場合はどうなの?と持ちかけられました。
で、親父会のろうのメンバーや知り合いのろう者などに成人式の話を聞いてみました。
やはり、地域の成人式には参加していない人が多かったですね。
理由としては、友達がいないからということでした。また、親父さんたちが成人式を迎えた時代は
情報保障がしっかりしていなかったため、手話通訳なんかもなかったこともあると思います。
というわけで、学校の先生方や大塚クラブのメンバーの協力を得て実施することにしました。
目的としては新成人を祝うのはもちろんですが、やはり新成人同士の同窓会のみたいな
雰囲気の会になって欲しいなぁというのもありますし。せっかく学校で行うので、恩師の方々も
呼んで成長した姿を見てもらいたいなぁというのもあったりと。
また、そんな成人ろう者を今の児童達にみてもらいたいのもあったり。
実際に新成人と児童達がまじって「ビンゴゲーム」(マンガの名前)で交流したり。
聴覚障害の子供を育て上げた先輩保護者と現在子育て中の保護者の交流なんかも目的にした
保護者席を設けたりしました。
というように色々と目的が盛りだくさんの会でした。
まあ、対象となる方にうまく連絡が届かなかったり、用意した軽食のバランスが
悪かったなどの反省はありましたが、非常に良い会となったと思います。
式の内容としては来賓の祝辞などは普通の成人式のようにありまして、その他の独自の企画は
・新成人一人ひとりの自己紹介
これは、各自何も知らせていなかったのに今後の抱負などをしっかりと語っていただきました。
予想以上にといったら失礼ですがしっかりとしていました。
・新成人以下の子供達での交流会「ビンゴゲーム」
・新成人から自分の親へ感謝の花束贈呈 なんかですかね。
参加された先生からは
「いつか自分の教え子が20歳になるときに参加して子供達と会いたい」といっていただいたり
ろう者の先輩からは
「自分の成人式は参加しなかったけど、今回参加して初めて社会人として認めてもらったような
気がする」
保護者からは
「自分の子供もあのように立派に成長して欲しい」と新成人と自分の子供を重ね合わせたりと。
今回も大塚ろうの先生方、大塚クラブスタッフ、金町学園スタッフ、隣の清和小親父の会、
巣鴨ライオンズクラブ、ファザーリング大塚等の協力で成立させることができました。
この会が良かったために、来年度から東京都ろう学校PTA連合の正式な行事として
認められることとなりました。
うちの子供が新成人を迎える時、どんな風に会が発展しているか想像できませんが
今から楽しみです。また、この会をきっかけに聴覚障害の若い世代がつながりを持って
くれるように願いつつ今後も手伝っていきたいと思います。





