アクア
「アクアちゃんの写真が見たい!」というリクエストをいくつもいただいたので、真に受けて写真をアップしちゃおう。
アクアはいまから7、8年ほど前、某ホームセンターのペットコーナーにあった“里親募集”コーナーにポツンと置かれていたネコだ。ひと目で女の子とわかるかわいらしい顔をした、それはそれは小さなネコだった。でも、何匹かいた里親を求めていた子ネコたちの中では抜群に元気で、動いているものがあればすぐさま飛びつき、来る人来る人に愛嬌を振りまいていた。そんなネコが目の前に居たら連れて帰りたくなるのは当たり前で、俺とツレはすぐさま、近くにいたペット担当の人に声をかけたのだ。
「このコ、連れて帰っていいですか!?」
と。そのときすでにウチにはミュウがいたんだけど、実家でずーっと複数匹のネコを飼っていた経験から「なんとかなるだろ」と思っていた(実家には最大時7匹くらいのネコがいたのだ)。俺に声をかけられたペット担当の女の人は非常に喜び、「ありがとうございます! 本当にいいコなので、かわいがってあげてくださいね♪」と言った。その後、ペットの飼育歴などを聞かれたのちに無事、我が家は里親になることを認められて、そのメスネコを引き取ることになったのであった(ちなみにミュウも、さいたま市の里親会からいただいたネコだったりする)。
子ネコは、清涼飲料水の“アクエリアス”の箱に入って俺の手元にやってきた。それを俺は自転車のカゴに入れて、ゆっくりと運転しながら家に帰ってきたのである。
その道すがらにツレが、こんなことを聞いてきた。
「このコの名前、どうする??」
その問いに対し、俺はほとんど迷うことなくこう応えたのだ。
「“アクア”ってどうだろ。こいついま、アクエリアスの箱に入っているしw」
安直な俺の応えに、ツレは笑いながらこう言った。
「ま、いいんじゃないw 女の子だしね、このコ」
そしてアクアは、我が家の一員となった。
アクアは非常に人見知りをするネコで、ウチの家族以外には決して姿を見せようとしない。なのでウチに遊びに来た人はたいがい「ネコ、2匹いるんじゃなかった? この怖いの(ミュウのこと)しかいないの?」なんて言うw なので写真は、けっこう貴重ですw