現代語裏辞典
筒井先生のことを書いたので、それに紐づいて。
最近、手持ち無沙汰のときに開く本がある。それが、筒井康隆著の『現代語裏辞典』。これが、驚異的におもしろくだらなくて、感動してしまうのよ。
体裁は辞書そのもので、"あ"から"わ"までの12000語におよぶ単語に、筒井康隆が独自の解説……というか豆知識というかギャグというかブラックジョークというかなんというか、とにかく作者独特の解釈でもって数々の言葉に注釈を入れているというものである。
……と、ぐだぐだと説明したところでさっぱり内容はわからないと思うので、いくつか引用してみる。たとえば、"あおにさい【青二才】"という言葉にはつぎのような解説がある。
●あおにさい【青二才】:まだ人を噛んだことがない、二才になった青大将。
もうひとつ、"日記"には、
●にっき【日記】:多くの人に知ってほしい秘密。
こんな感じ。もう、笑うやら感心するやら呆れるやら戦慄するやら、読んでて忙しいったらありゃしない。
こういったものを読むと、日本語の使いかたや頭の捻りかた、そして文章を書く才能といったことをしみじみと考えさせられる。どんなにがんばっても憧れの人の足元にも到達できない……ということも痛感させられるけど、俺は俺なりにがんばっていこう。
……後半、さっぱり意味のわからない文章になりましたが、紹介している書籍は非常におもしろいので、興味ある方はぜひぜひ。
最近、手持ち無沙汰のときに開く本がある。それが、筒井康隆著の『現代語裏辞典』。これが、驚異的におもしろくだらなくて、感動してしまうのよ。
体裁は辞書そのもので、"あ"から"わ"までの12000語におよぶ単語に、筒井康隆が独自の解説……というか豆知識というかギャグというかブラックジョークというかなんというか、とにかく作者独特の解釈でもって数々の言葉に注釈を入れているというものである。
……と、ぐだぐだと説明したところでさっぱり内容はわからないと思うので、いくつか引用してみる。たとえば、"あおにさい【青二才】"という言葉にはつぎのような解説がある。
●あおにさい【青二才】:まだ人を噛んだことがない、二才になった青大将。
もうひとつ、"日記"には、
●にっき【日記】:多くの人に知ってほしい秘密。
こんな感じ。もう、笑うやら感心するやら呆れるやら戦慄するやら、読んでて忙しいったらありゃしない。
こういったものを読むと、日本語の使いかたや頭の捻りかた、そして文章を書く才能といったことをしみじみと考えさせられる。どんなにがんばっても憧れの人の足元にも到達できない……ということも痛感させられるけど、俺は俺なりにがんばっていこう。
……後半、さっぱり意味のわからない文章になりましたが、紹介している書籍は非常におもしろいので、興味ある方はぜひぜひ。