郡上市市議会議員の大坪隆成です^^

 

6月10日に始まった6月定例会が28日に終了しました。

初めての定例会、初めての請願審議、初めての一般質問等、市議会議員としての活動がいよいよ本格的に始まりました。

 

所属する文教民生常任委員会に付託された、「訪問介護費の引き下げの撤回と介護報酬の引き上げの再改定を早急に行う事を求める」請願の審査には、市内の事業所を回ってヒアリングを行ったり、社会保障審議会の議事録を読み返したりした結果、引き続き審査を行う継続審査という結果になりました。

インフレ下の報酬改定で訪問介護の報酬引き下げはかなり誤ったメッセージだとは思いますが、介護保険制度仕組み上やむを得ない事もよくわかり、福祉系の議員として発言の重さはプレッシャーでしたが、委員会のメンバーに情報提供をしたり、資料の提供を行う事が出来、議論の一助にはなったのかと思います。

 

その他、市長の給与20%、副市長15%、教育長10%の減額は、市長の覚悟のほどは伺えましたがそんなに下げる必要があるのかと思いましたが、総務委員会での議論を傍聴したり、仲間の議員が総務でしっかりと自分たちの意見を発言してくれた結果での可決だったので、自分も納得して賛成しました。

 

一般質問では、郡上偕楽園の経営について質問をしました。

広報誌に載っていた介護サービス特別会計では令和4年度の介護サービス特別会計は2221万6898円の黒字ですが、内訳を確認すると一般会計から1億2400万円以上の繰入金が計上されていることが分かりました。市内の民間の事業所は当然ですが介護報酬の中で経営をしている事から鑑みると、このままの経営状態で新しい特養を建設して借入金を返済していく事が可能なのかという観点で、今回は偕楽園に絞って質問をしました。

偕楽園は学生時代に実習をさせてもらった施設で、地域の人たちが守ってきた歴史などもその時色々伺っていて、初の一般質問がその偕楽園に関することだという事で運命的なものも感じました。

一般質問は7月の第2週ごろyoutubeで配信される予定です。

 

一般質問では市長よりかなり踏み込んだ答弁もあり、発言の影響力の大きさを思い知らされました。

郡上市議会議員として、発言や立ち居振る舞いの責任の重さを常に意識して行動していこうと思います。