2018年の慶應通信生活の振り返りと、勉強「量」が大事な話の補足 | おつの慶應通信【2016年春入学 70期 法学部甲類】

おつの慶應通信【2016年春入学 70期 法学部甲類】

2016年4月、法学部甲類(法律学科)に学士入学!70期生!アラサーサラリーマン!
法律関係の仕事をしてますが、理系大卒なので法学部できちんと学び直します!!(^-^) →2019年3月、卒業しました!

お久しぶりです。

最近はブログ書くのがめんど・・・

いろいろと忙しかったので更新してませんでしたが、

2018年の最後くらいは何か書こうかと(/・ω・)/

 

まず、最初にご報告しなかければならないのは、

卒業への道は順調に進んでいます。

 

ブログ更新していないから、

「ドロップアウトしたのかな?笑」と思われた方もいるかもしれないけど、

来月下旬には卒業試験があります。

無事合格すれば、3月には卒業です。

 

 

さて、2018年の慶應通信生活は、

ざっくり言えば「楽」でした(;^ω^)

科目試験の6科目受験もなく、スクーリングも行かず、

卒論に集中できたといえばまあそうですが、

卒論テーマは「自分がやりたいこと」よりも

「自分の強みを生かす(=卒業しやすい)」

を優先させたので。

 

・・・1年目と2年目のときに、めちゃくちゃ自分を追い込んで勉強したから、

今年が楽に感じる部分も正直あるかと思いますが。

 

 

最近ふと思うのことが、

慶應通信をマラソンに例えるとどうだろうかな、ということです

(どこかで誰かがすでに言ってそうだけど 笑)。

 

①マラソンの体力            =勉強し続ける忍耐力

②正しいフォームで走る        =正しい勉強方法をしている

③ゴールまで正しい道を走っている =卒業を目指した勉強をしている(寄り道しない)

④自分に合ったシューズを履いている=自分に合った本を使っている

⑤正しいペース配分ができている   =自分の生活に合った勉強ペースがわかっている

⑥適切な給水をしている        =適切な休憩をしている(遊び過ぎない)

 

といった感じなのかなと。

慶應通信がフルマラソンだとすると、

普通の通信制大学は10 kmマラソンくらいだと思う。

 

(※ここからちょっと偉そうなこと言います)

ただエントリー(入学)は体力(忍耐力)に関係なく、

かなり簡単にできてしまうから、

10 kmしか走れない体力の人も、けっこう安易に考えて入学して、

その結果、完走できずリタイアする人が多いんでしょうね。

 

でもそれって当たり前のことで、

誰だって最初は

①42.195 km走り切れる体力なんてなく、

②正しいフォームでの走りもできていない、

③ゴールまでの最短ルートもわからない、

④どのシューズを選べばいいかわからない、

⑤ペース配分も下手で、

⑥給水ポイントや量がわからない、

んですよ。

 

自分の場合は大学入試のとき、

『フルマラソンを3時間切るタイムで走った』くらいの勉強をした経験があるので、

上の①②⑤⑥は慶應に入学したときから備わっていました。

ただ①については、昔と違い、仕事しながらの勉強なので、

昔よりも急勾配のコース、逆風の強いコースになっていた感じでしょうか。

特に必要だったのは③④でしたね。

 

でもほとんどの人は、①②⑤⑥が備わっていない状態で、

いきなり③④を求めます。

マラソンで考えれば明らかですが、そんなことではゴールできません。

(・・・まあ慶應通信は、最大12年在籍できるので、

言うなれば、途中で走らず徒歩になってみたり、あるいはしっかり休憩して、

完走できちゃう場合もありますが (^-^; )

 

何人かの後輩に③④を教えたことがありますが、

ほとんどの人は『猫に小判』でしたね。

重要性(貴重性)を理解しておらず、全然使いこなせていませんでした。

そりゃそうですよね。

10 kmしか走れない人に、

最新の超高性能シューズをあげたところで、

そのありがたみは実感できないですから。

(最低でもハーフを走れるくらいの体力がないと話にならない)

 

①体力②フォーム⑤ペース配分⑥給水 については、

自分で努力し続けて身につけていくしかないです。

もちろん②⑤⑥のアドバイスはできますが、

そもそも前提として①がないと話になりません。

 

かつて、『勉強では「量」が一番大事』と言ったのはこういう意味です。

 

旧帝大クラスの大学入試では、

フルマラソンを完走するだけでなく、

タイムを競わなければならないので、

①~⑥全てが高水準を要求されますが、

正直、慶應通信は①だけでかなりの部分は突破できます。

タイムを競うのではなく、『完走すること』=『卒業』なので。

 

もっと言ってしまえば、

①はハーフを走るくらいの体力があれば、

②~⑥でしっかり補えば、ゴール(卒業)できるでしょう。

ただし、②~⑥の重要性をしっかり理解できている=①を本気で努力した

ことが必須ですが。

 

 

偉そうなことを長々と書きましたが、まとめると、

①勉強は量が一番大事

①を理解した上で、どうしてもできないところを、

   勉強法、参考書、過去問、勉強時間配分、他人のアドバイス など

  で補う。先にこっちを求めると、その効果は激減してしまう。

 

といった感じでしょうか。

「まだ卒業していない段階で、上から目線で偉そうなこと書くな」と

不快に感じられた方もいるかと思いますが、

卒業したら、私はこのブログをやめます。

慶應関連で書くネタがなくなりますから 笑。

だから卒業には少し早いですが、こうした話をしようかなと。

 

がんばってるけど結果が出ないと悩んでいる方、

つらいのはよくわかりますが、そこは耐えるしかありません。

体力作りの時期は誰だってしんどいだけです。

でも意識をしながら勉強し続けていけば、

少しずつ勉強のコツがわかってきますので。