私自身げっそりと寝られないまま迎えた朝。太陽がまぶすぃぃぃ。

 

朝の診察で先生に諸症状について説明しましたよ。

 

謎の白い幻については、先生いわく予定以上に手術に時間がかかった関係で、体のバランスが崩れているのだろうとのことで、様子をみることに。

 

診察後、兄夫婦と交代して帰宅した途端に撃沈です。えーそのあたりの記憶は全くありません。目を覚ますと撃沈した私の周囲に猫がはりついてました。

留守にしてたので、さすがにいつもつれない猫たちが優しい。

 

私がこんな状態だったので当たり前ですが、父もさすがに疲れ果てていて、昼間は寝れた様子でした。

ところが、眠いところでいい感じに注入食が始まったんですねー。なんかゴリゴリ削られるなぁ。

 

例の鼻から胃まで通っている管の中に、まず水を通します。

水がちゃんと流れたか聴診器で音を聞き、大丈夫と確認できたら、今度は砕いた薬を注入。

 

最後にどろどしたミックスジュース的な感じの注入食を入れるんですが、これ入れてる間は、寝ちゃだめ。逆流すると危ないので、体を起こしていないといけません。しかもたったか入れれないので、2時間近くかかるという(^_^;)

 

ほんっとある意味修行。味はあるのか聞いてみると、なんかバニラみたいな匂いを感じるとのこと。

もう鼻の機能は失われていて匂いを感じることはできないのですが、ゲップすると反動でなんか鼻に入った空気から匂いを感知するようです。

 

またこの日から痰の量が増えて咳き込む回数も増えました。トイレの回数も記録するようにとのことで、いやはや付添も大変。

 

夜になり再び泊まり込みですが、このころには、まぁバカ話ができるくらいの余裕は出てきました。

 

ただ、ここまでで発覚したのは、私自身には読唇術はないってことですかねー(笑)。

 

声でないというのに、口をぱくぱくして話そうとするので、双方ストレスたまりまくりです。なぜか血縁者の私たち兄妹よりも兄嫁が一番父の口パクがわかるという意外な特技も判明。

 

夜も少しは眠めるようになり、本人にも家族にも新しい局面がやってきたなぁとそんな一日でした。