若石健康法とは…
台湾式足リフレクソロジー
私達の手や足には、身体の各器官や内臓につながっている「末梢神経」が集中しています。
その神経が集中している所を「反射区」と呼びます。
特にその反射区が多い足裏や手のひらは
身体の調子を映し出す鏡として、私達にメッセージを送ってくれています。
リフレクソロジーとは、「反射学」ということ。
反射区を刺激することにより、
血液の循環を良くし、各器官や臓器の働きを正常にし、
ホルモンバランスを整えます。
私達、ひとりひとりが本来持っている自然治癒力を高めることで、
体の中の不要になった老廃物をデトックスすることを目的とする健康療法です。
世界には、リフレクソロジーは、大きく分けて3つあります。
●ベイリー式(英国式)
●マルカート式(ドイツ式)
●若石健康法(台湾式)
若石リフレクソロジーは、「痛気持ちいい」刺激で、ピーンと足から電気信号のような刺激を感じることができる不思議な施術。
他のリフレクソロジーとの最大の違いは、人から揉んでもらうだけでなく、自分で自分の足を刺激する方法を学べることです。
つまり、どこにいても、自分の健康は自分で守ることができる健康法です。
リフレクソロジーの歴史は古く、古代エジプトで4000年以上も前に足を揉んでいる絵が残されています。
当時の王様と関係があった医師だった方のピラミッドの壁画から見つかった足や手をもむ絵。
エジプト文明の医学分野でも、手や足をもむことと健康に、密接な関係があったと考えられていたのではないでしょうか?
約2000年前の中国では、黄帝内径(こうていだいけい)という医学書があって、その中に、観足法(かんそくほう)という記述があります。
観足法とは、足のつぼを刺激して、その刺激に体が反応する原理を利用して、治療効果を得ようとするものです。
中国の医師が、観足法を発展させ「足心道」が体系化されました。
日本には、1000年以上前、中国から「足心道」が伝えられ、それが今日の「鍼灸」や「指圧」の源となっています。
20世紀に入り、アメリカの医師フィッツ・ジェラルドが、現代西洋医学の視点から観足法を研究し、
健康のための反射学を発表し、区域療法として注目されました。
また研究者の一人にスイス人看護婦、へディ・マザフレが「未来のための健康」という足の健康法の本を書きました。
若石(じゃくせき)とは台湾で布教活動をしていた、スイス人神父ジョセフ・オイグスターの中国名「呉若石」に由来しています。
ジョセフ・オイグスター(中国名:呉 若石)は持病の膝のリウマチを直そうと
へディ・マザフレが書いた本をもとに、足もみを実践し、膝の疾患を克服したのでした。
これがきっかけとなり足をもむ健康法が台湾でブームとなったのです。
日本では1982年、国際若石健康研究会が発足し、「若石健康法」として本格的に研究がはじめられました。
若石健康法は、1990年7月若石健康法学術検討会世界大会で、
国連の世界保健機関WHOの シーグリンド・ワインバーガー博士より賞賛のメッセージを拝受した、
実績を持つ健康法です。
現在、若石リフレクソロジーは世界約50カ国の国と地域に普及しています。
若石健康法の認定プロ資格は、台湾本部と日本分会でのみ、認定試験を行っています。
若石健康法は、足にある64ヶ所の反射区といわれるゾーンを刺激することで、
血液循環を促進し、東洋医学でいう「気血のバランス」を整え、
病気の未然に防ぎ、心身共に元気になるのが特徴の健康法です。