たなばた 帰り道は曇っていました。 いま、寮の4階の部屋の窓からは、まんまるな月が見えています。 今宵は、満月です。 もう、扇風機を止めても大丈夫。 すずしい風が入ってきます。 特に静かにしなくても、波の砕ける音が聞こえています。 月に照らされた雲が見えた、と思う間に、 雲が月を隠してしまいました。 家族の一人一人が、前へ向かって少しずつでも歩を進め続けることを 切に望みます。