これは架空の世界のお話です。
あるところに、悪いドラゴンに悩んでいる町がありました。
その町では、勇気ある若者はドラゴンを倒すべく、みんな勇者を目指していました。
あるひとりの青年は、そんな中でも群を抜いてトレーニングに励み、体はもう筋骨隆々!
わずかばかりの旅の準備でも、必要最低限の武装でも、その青年は臆することなく、着々と出発の日に向けて気持ちを昂らせていました。
そんなある日、悪いドラゴンを倒さんと出ていった若者がひとり、ボロボロになって帰ってきました。
「仲間がいないと乗り越えられない壁は必ずあるのだ。」
ボロボロの若者がそう話しているのをたまたま聞いた青年は、次の日からさっそく仲間探しを始めました。
一日目、青年は酒場に行きました。どんな人がいるのかを窺って終わりました。
二日目、青年は広場に行きました。どんな人がいるのかを窺って終わりました。
三日目…五日目…
一週間経ち…
青年は言いました。
「僕、人見知りだから無理だ!」
改めまして、こんにちは!
今回の株式会社on the planet 2013年度入社ブログを担当します、 中村友美(ナカムラユミ)です。
さて、冒頭でいきなりファンタジーなお話をさせて頂きました。
ちなみに、私がブログを書いたのも二度目なので、一人目の格好の悪い勇者の話を読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回のお話もどこかで聞いたことがありそうなお話ではありますが、 こんな話はどこにも存在しませんよね。
何故なら大抵、悪者を倒す旅に出る勇者の物語では、 勇者になる青年が出発前にこんなことで諦めるなんてことがないからです。
しかしながら…
「自分」を決め付けることによって、自分で可能性を狭めている、なんてことは
現実には、 あまり珍しい話ではありませんよね?
「私はこういう性格だ」
「私はこういうものは苦手だ」
もちろん全てが悪いということではありません。
ただ、可能性を狭めているのなら話は違います。
あの青年がもし、酒場の剣士に話し掛けることが出来ていたら…
どうなっていたでしょう。
あの青年がもし、自分を人見知りと決めつけていなければ…
しかし、青年は
「僕は人見知りだから」
そんな理由で、勇者になることが出来なかったのです。
勇者になる為に、青年はトレーニングに励んでいたはずです。
誰にも負けない勇気と自信があったはずです。
「性格」というものが、それを全て台無しにするほどの理由になり得ていいのでしょうか?
はたまた、私やあなたの日常にも、心当たりがありませんか?
運動は苦手だから、遊びたくない。
飽き性だから、続けられない。
人前が苦手だから、伝えられない。
それは、この青年のしたことと同じことなのかもしれません。
もしそれで、あなたの魅力を陰らせてしまっているのなら、
もしそれで、あなたは知ることの出来ない何かがあるのなら、
もしそれで、あなたが勇者になる道が塞がってしまうのなら、
それは、なんて、もったいない。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
次回の更新は4月16日です! お楽しみに!