12月、なんと令ちゃんは国立の小学校を受験した!
もっとも、一般的なお受験と違って、令ちゃんが受験したのは国立の療育支援学校。
大切なのは、今現在学校が取り組んでいる療育プログラムに、子どもの状況や症状がどこまでマッチしているのかということ。
よって、何か大変な勉強をしなければならないとか、エリートだけを集めるための受験とか、そういった類のものとは全く異なっている。
合格するか否かは、はっきり言って時の運だ。
それでも、いっちょ前に準備はしたんだけどね。
本人は何をするのか全く知らないので、余所行きの服を着てご満悦。
恐らく、何か特別な物が食べられる日だと思っている。
案の定、ハッスルしてベッドの上でジャンプしまくり!
とても受験前とは思えない程にマイペース。
玩具も齧り始めるし、なんだかなぁ……。
こういうのって、あたふたしているのは親ばかりで、当の本人はあまり深刻に考えていなかったりするのよね。
案の定、令ちゃんのケースはあまりに特殊(先天性の何かではなく、度重なる治療のストレスや負荷と、気管切開及び声帯麻痺による後天的な発達障碍)なので、今回は選ばれなかった。
合格できなかったのはちょっと残念だけど……そもそも、記念受験みたいなものだったし、あまり悩むようなことはやめておこう。
なお、本人はやはりというか、何も気にせず新たな玩具で遊んでいた。
最近は、この無気味なニワトリがお気に入り。
全身の毛をむしられ、どう見てもクリスマスのローストチキンにされる一歩手前みたいな風貌な上に、押すと凄まじくやかましい音を出す。
これ……もしかしなくても、屠畜される瞬間のニワトリの悲鳴じゃないのか!?
なんとも悪趣味なブラックジョークが漂う玩具なのだが、何故か気に入って、場合によっては枕元に置いていたりする。
今年も最後までマイペースを貫く令ちゃん。
クリスマスは、私の実家でプチ回転寿司パーティ。
大好きな電車が大好物の寿司を運んできてくれるとあっては、もう本人のテンションも爆上がり!!
久しぶりに、時間を気にすることなく私の実家で遊んでもらえた模様。
その際、クリスマスソングを流したら、なんとお気に入りのフレーズに合わせてダンスを披露し始めたのだとか!?
今までも好きな歌やテレビ番組などはあったけれど、動画を見せているわけでもないのに、自分から自発的に踊るようなことなんて殆どなかった。
それなのに、今年のクリスマスは歌を流しただけで踊り始めた令ちゃん。
相変わらずのマイペースを貫きながらも、着実に成長の片鱗を感じさせてくれる。
思えば、病院に入院していた時は、こんな風にクリスマスを祝うこともできなかったもんね。
何度も腹を切り、胸を切り、最後は私の肝臓を移植して繋いだ命。
それが、こうして元気に過ごしてくれているだけでも、私にとっては嬉しい限り。




















