2023年も楽しく乗りたいですね | おとやんのブログ

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バイクの楽しさとは、重力と遠心力の狭間に身をあずける心地よさと見付けたり。

 2023年、今年の目標は例年と同じく、

「無事故無違反」! まあ、2月にもなって堂々と今年の抱負を語るというのもなんですが…。

しかしマジメな話、行ってきまーすと家を出たときと同じように無傷でただいま!と元気に帰宅する、全てはコレに尽きます。

仕事柄 (製造業) 、安全に関しては常日頃から気をつけていますが、その中で特に気に入っていて常に心に留めているのが 「昨日までの無事故は今日の無事故を保証してはくれない。」 という言葉です。

細い道から広い道に出る際の一時停止。99回停止して一度も歩行者と鉢合わせしなかったからといって100回目もそうとは限りません。

どの1回もいつも同じように停止して左右の安全を確認して進む、これを愚直に毎回繰り返して、一日ずつ無事故を積み重ねることを今年も継続していきます。

 また、『マナーよく乗って 「バイク乗りってかっこいいなあ!」 と思ってもらう運動』 も地味に孤独に継続予定。

バイクに乗るにあたって、規範意識と言うのは大切と思います。

交通法規を守る、他者(他車)に迷惑になるような運転はしない。これらはライディングのスキル以前の、バイクに乗る上での土台のようなものだと思っていますのでこれからも大切にしていきたいです。

 

 2022年はバイクを通じて一気に世界が広がり深まった一年でした。他県のグッドライダーミーティングや練習会にも顔を出したり、行動範囲がかなり広がりました。HMSのスキル検定(@熊本)にもチャレンジしました。

結果は、まあ、いいじゃないですか。チャレンジして現在地を知ることに意義があるということで…。

それはともかく、いつもと違うコースでいつもと違うメンバーと練習するというのは刺激も受けますし、とても勉強になります。

思いもよらないところで思いもよらない方から声を掛けられ、それをきっかけにまた行動範囲が広がる、そんなことがたくさんあった一年でした。

2023年も果敢にアグレッシブに色んなところに顔を出して、今度は自分からいろんな人に声を掛けていきたいと思っています。

 

 また、2022年のもう一つの大きな出来事が、人生初のマスツーリング参加。

「バイクに乗る =イコール 練習会に参加」 の私にとってはマスツー参加は一大イベントでした。いつも練習会で顔を合わせるメンバーですが、バイクを通じてなんだか世界が広がったなー、と感慨もひとしお。

更に年末にはクリスマスお茶会にもお誘いいただいて、本当にありがたいことです。

バイクに乗り始めた頃は人とのつながりが広がるという点についてはほとんど期待も希望もしていなかったのですが、極度の人見知りをものともせず、いろんな練習会に参加して、その場その場で一生懸命に練習し、そんな姿を見て何事かを感じた方から声を掛けていただいて、結果として2022年は自分にとって大きな転換点となりました。

 練習会も練習会以外も、声を掛けてくださった皆様に心底感謝しつつ、つながりをこれからも大切にしていきます。

 

 技能面では、こちらも2022年は大きく方向転換しました。これまできちんとした方向性を持たずにただうまくなりたい、速く走りたい、と漠然と思っていたのが、二輪車安全大会(県大会)に出たい、と方向性が明確になりました。

自分の車両を安全に、美しく操りたいと思ったときに、この方向が一番しっくりくるように思えます。速く走るのが苦手な私にとって、いかにゆっくり走るかの一本橋の方がどうやら性にあっているようです。

コーススラロームも、速く走る、から美しくスムーズに走るには?に重点を置くようになって変なプレッシャーから開放されました。

 素人の考えかもしれませんが、バイクの操作は「車両を操る」と、「自分の身体を操る」の2つの側面があるように思えます。

これまでは車両をうまく操作できずにもどかしい思いをすることが多かった(まあ、今でも多い)のですが、自分の身体をうまく操れていないからではないか?と最近思うようになってきました。

車両を操ると、身体を操るは一体不可分で線引きはとても困難ではありますが、バイクは運転者の身体の動きが車両の動きに及ぼす影響がクルマに比べると遥かに大きいことは間違いないと思います。

2023年は「自分の身体をいかに操るか」をキーワードに練習していこうと思います。

 

 バイクの世界を山に喩えるならば、その裾野の広さは今まで自分が考えていたよりも遥かに広いことを人とのつながりを通じて知りました。

また、安全系の練習を通じてその高さは頂が見えないくらい高いと知りました。

頂上に立つことは一生かかってもできないでしょう。でも地道に練習して一歩ずつ登っていけば登った分だけ見晴らしが良くなって、見たことがない新しい景色が見えると思います。

その景色を楽しみに今年もコツコツ練習していきます。