カゼンの二人と共にしてた新潟市内のライブバーでの深夜


「次 オトヤさん、歌って!」


マスターから そう言われて後ろ髪を引かれながら店のステージへ


この店は70年代のフォークソング演奏がメインであってオリジナル楽曲を生業としてる俺にとっては ある意味 場違いなステージだと思っていた


この日に新潟へ訪れたのもプロパガンダ演者にポピュラーを渡す事と この店の常連さん達が奏でるオールディズなカバーを聴くための理由しか ほんと無くて この日に唄うとゆう概念は皆無だった


店内には泥酔してるカゼンの二人と店のマスターとママさん そしてギターを持参していた数人の店の常連さんが居た


「いやー 場違いだわ マジで・・・汗」と思いながら店内にあった高級ギターを使えと言われつつにステージマイクの前に座る



一応 自己紹介と唄わせてもらう感謝を告げる


しかし店内はアルコールな喧騒に包まれていて笑い声が その俺の声を掻き消した


その瞬間にスイッチが入ってしまった



なんか11年前の東京での信頼してた者に騙されて演る事になったレコード会社の強制オーディションの記憶が蘇ってしまったからだ



そんな感覚で唄うライブが始まった


一曲目が終わり二曲目が終わる頃に店内は静寂になってて常連さんとマスターの痛いくらいの視線が俺に突き刺さっていた



「これ オリジナルかい? すごいよ!」


常連さんが そう言ってきたと同時に なぜかカゼンの二人がステージへ上がってきた


と、ゆうか か・っ・て・に いさがカホンのちにリードギター そして おおぞのがベースとして俺の楽曲に色を付けてきやがった 



確実に若い頃か見知らぬ者だったら演奏を止めてライブを乱されたと殺気を放っていたと思うが今回は なんかスゲー心地よかったんだ


カゼンの二人は腐れ縁で もう10年以上の付き合いで二人の過去も知ってるしオトヤの過去も知られている


そしてマスターの人柄だろうか この店の雰囲気が暖かくて借りて弾いてる高級ギターの音色にも酔っていたのか とにかく そんな殺気は眠り続けてて俺は終始 笑いながらカゼンの二人とアイコンタクトをしながら演奏して三人で作る即興演奏を楽しんでいた


演奏が終わると大きな拍手をもらった




いやいや 大きな拍手をすんのは こっちの方だったわ



援護射撃に入ってくれたカゼン 俺の音楽を迎い入れてくれた店の方々


ありがとうだわ、ほんと



音楽には形が無くて その場での一瞬にしか存在を耳でしか感じとれない


やっぱり長生きする事だね、そこに居なければ あんなステージは生まれないし生業には届かない


即興チームだったが楽しかったわ、卓球女子合同コリアチームよかね 笑


良い夜だった


5月2日 新潟市 カポタスト

カゼン&オトヤ合同ユニット 「オトヤとフ愉快な仲間たち」

タイム ゴズ バイ
レコードジャケット
タイムレス
ノイズの彼方へ
ボーダーソング
リッスン ザ ミュージック



マスター、写真ありがとうございました!