さて、今回は
令和5年(2023年)9月28日以来の俳優祭。
そして、歌舞伎座では平成29年(2017年)3月28日以来、実に9年半ぶりの開催となる記念すべき第40回目の俳優祭です。
まず最初に、俳優祭について、少しお話しさせてください。
⚫︎俳優祭とは?
俳優祭を企画・主催する『公益社団法人 日本俳優協会』は、イベントを開催することを本業とする団体ではありません。
歌舞伎俳優を守り、その活動を支え、歌舞伎の発展につなげていくための団体です。詳しくは、ぜひ協会のホームページをご覧ください。
その日本俳優協会が主催する『俳優祭』。
https://actors.or.jp/event/haiyusai/index.html
お客様との交流の場であることはもちろん、公益社団法人としての俳優協会の事業を支える、大切な催しでもあります。
特に、上記の俳優祭の紹介ページの中段にある記述。
「同じ資金を集めるのなら、目的をもっとはっきりさせたほうがいい。そしてうんと儲けさせていただこう――そう言い出したのは、若かりし日の団十郎、菊五郎、初代辰之助、梅玉。」
つまり、俳優祭は日本俳優協会の活動を支えるための資金を集めるお祭りでもある、ということです。
もちろん、ただお金を集めるだけではありません。集められた資金は会員の福利厚生や活動条件の改善、歌舞伎と言う大切な物をなくさないように役者を守ったり普及活動に活用されます。
ですから、皆様にはぜひ、
「推しのため、歌舞伎のために、遠慮なく課金して散財してください!」
…と、声を大にしてお願いしたいわけです(笑)。
企画・運営・設営・実行まで、歌舞伎俳優たちが中心となってお届けする、男子校の学園祭のような、ちょっと悪ノリも交えたお祭りです。
勢いと熱量なら、どこにも、誰にも負けません!
ただし、集まっているのは、歌舞伎のこととなると夢中になってしまう、男だらけの役者馬鹿たち。
歌舞伎のことならいくらでも熱く語れますが、イベント運営に関しては、ズブの素人も同然です。
そんな私たちが、協会の活動を支える資金を集めるために、知恵を絞り、力を合わせて作り上げている催しです。
至らぬ点がありましても、どうか温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
今回の演目・企画について、現時点でお話しできる範囲でご紹介します。
まずは、松緑さん企画の若手共演舞踊。
さらに、オールスターともいえる顔ぶれでお届けする舞踊が二題。
そして、幸四郎さん企画のお芝居。
こちらは、いまだに全容がまったく見えておりません(笑)。
どんな舞台になるのか、どうぞご期待ください!
そして、私が企画を担当するのが「模擬店」です。
今回は廣太郎さん、男寅さんにサポートしていただきながら、準備を進めています。
こちらについても、次回以降、少しずつお話ししていきたいと思います。
皆様に楽しんでいただくためにまだまだ準備の真っ最中です。
前日に千穐楽を迎える中村座・南座との稽古や荷物や役者の移動などの調整も含め、各方面との連携が必要になります。
加えて、諸経費の高騰や当日参加する役者や演奏家に裏方の人数把握からのお弁当の発注などなど、課題は山積みです。
それでも、せっかくの第40回俳優祭。
皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯努力してまいります。
お切符を手にすることができた皆様は、どうぞ当日、全力でお楽しみください!
そして、ぜひSNSへの投稿には
「#俳優祭40」
を付けていただけるとうれしいです。
当日いらっしゃれないお客様にも、会場の熱気や俳優祭ならではの空気を共有していただけると思います。
皆様のお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。
次回は、模擬店と金券についてお話しします。
最後に、お願いです。
現在、俳優祭に関するお問い合わせを大変多くいただいており、協会の通常の業務にも支障が出ている状況です。
皆様が楽しみにしてくださっていること、本当にありがたく思っています。
だからこそ、必要な情報はこのブログで順次、できるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと考えています。
今後も少しずつ情報を発信してまいりますので、個別のお問い合わせはできるだけお控えいただき、こちらからの発信をお待ちいただけますと幸いです。
第40回俳優祭を、皆様と一緒に盛り上げていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。