何度か書いていると思うのですが、睡眠はとても大事なんです。
多くの方が病氣を治したくて操法を受けにいらっしゃるのですが、操法で病氣が治るのではなくて、操法の後の睡眠で身体が変化していくんです。
操法の効果は4日目に定着するとされているのですが、それまでに3回眠ることで変化が定着するんですね。
三日坊主とかいいますが、四日目になると自然と身体が覚えるんですね。
ともかく睡眠の誘導が操法の目的の一つなんです。
それも深い睡眠でないと駄目なんですね。
深い睡眠でないと、成長ホルモンが出ないからなんです(大人に於いての成長ホルモンは細胞の修復に作用します)。
例えば、「足が痛い」という方に対して足と全然関係ない処を押さえたりする理由の一つは睡眠を深くするために、呼吸器を弛めたりとか、頭を休ませたりする必要があるからなんです。
いずれにしても、ご自分の身体の自然治癒力で治していくんです。
元々ご自分の身体に凄い力が備わっていることを、皆さま忘れているんです。
操法は身体を整理して、方向づけているだけなんです。