野口整体と体癖の研究『音和塾』のブログ

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八王子『音和塾』中央線西八王子駅より徒歩3分。野口整体の整体指導室です。

小腸に働きかける操法というものがあります。

 

基本的に静脈の戻りを良くするための操法であると教わりました。

不思議なことに静脈は小腸なんですね。

それで、湿気の多く浮腫みやすいこの季節にたまに使います。

 

胸椎9番という骨は肝臓の骨なのですが、この骨が特定の状態にあると、むしろ小腸に変動があると捉えるのです。

 

それで9番から10番11番と連続して押さえていく操法なのですが、この間、小腸には特に問題が無いようなんですが、お腹に反応がある方がいて、自然とこの操法になっていったんですね。

 

聞くと、2回帝王切開している。

 

それで、腹筋が切れてしまったとのことで、手術以来起き上がったりが、し難くなったとのこと。

 

野口整体では、お腹は感情の源であるとされています。

 

お腹が固いと感情も固くなるんです。

 

それで、感情を動かす操法として、小腸の操法になったんだなあ、と。

 

帝王切開の影響から、直腹筋、小腸、静脈、感情、と影響が及んでいるんですね。

 

手術の影響というのは凄く大きいんです。

 

帝王切開は仕方のない場合もあるかと思います。

 

手術の後々までの長く続く影響は、薬を飲んでどうにかなる性質のものではないので、また薬や手術に頼る前に、私に一度見せて頂きたいなあ、と思うわけです。

 

 

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困っている方が多いです。

 

骨盤の開閉が何らかの理由でスムースにいかないために生じます。

 

妻も昔は重度の生理痛だったのですが、今ではかなり良くなりました。

生理痛を止める操法などもあり、その効果もあるのでしょうが、一番大きい理由は出産です。

 

出産時には限界まで骨盤が開くからです。

 

経産婦の骨盤は触ると分かります。

 

コロナ禍の時は、まったく意味無く、自然分娩は危険だということで帝王切開をしていました。

あれは許しがたいことでした。

 

帝王切開すると当然ですが、骨盤が開きません。

このことの後々にまで至る弊害は医者は考慮に入れません。

 

それは兎も角、自然分娩にはリスクもありますが、メリットもあるのです。

 

「自然派」なんて馬鹿にされる代名詞みたいになっていますが、なんだかんだいって、自然が一番です。

 

生理痛に話を戻すと、心理的な面としては女性が女性らしくいられないことが多くの原因です。

 

心理的な要因としては、結局突き詰めると社会の問題です。

身体的な要因は様々ですが、多くは股関節の問題です。

 

多くの要因の結節点が生理痛という苦痛の訴えなんです。

 

 

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月に一度、「みさき助産院」という友達のやっている助産院で稽古会を行っています。

 

今月は初めて赤ちゃん同伴での稽古会を行いました。

 

収拾がつかなくなるかな、と思っていて、今までは行ってこなかったのですが、やってみました。

 

ご来場下さった皆さま初心の方々で、野口整体のこともよく分かっていらっしゃらないわけです。

 

赤ちゃんがいる中で、色々説明しながら、何かを感じて貰おうと思い実習しました。

 

実にやりがいがあって愉しいんですが、なかなか大変でした。

 

それで最終的に皆さまはどう思われたのかなあ、と終わった後に、友人の助産師さんに聞くと、「出産直後というのはみんな野性的になっているから、こういうのは感じるところがあったと思うよ」と。

 

なるほどなあ、と思いました。

 

愉氣なんていうのも、怪しげな感じのものですが、そういったものでも素直にすっと感じられる瞬間が誰でも人生の裡に、あるのかもしれないですね。

 

タイミングってありますね。

出産直後、ということでなくてもね。

 

それにしても、合掌行氣をする前に、輪になって息を一つにするんですけど、その時その輪で赤ちゃんを囲んだんですけど、そうするとクルクル氣が廻るんですよ。

 

凄いですねえ。

 

はじめての人がいると大抵氣が閊えますけど、そういうことなく、集まった方がその瞬間かんたんに一つになりました。

 

赤ちゃんの無邪氣が皆の息を一つにしたんですね。

 

天心を感じられました。

ありがたいことです。

 

来て下さった方々ありがとうございました。

 

 

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