要介護3から要支援1へ
初めての更新で大幅に介護度が下がりました。
その時入所していた介護老人保健施設(以後"老健")の相談員さんにそれを伝えた時、平然としているように見えましたが、後日「頭の中が真っ白になっていた。」と言っていました。
そして、「日曜日で相談できる相手もいない。あと認定が切れるまで5日しかない。老健にこのまま入所してもらうわけにはいかない。」と頭の中がグルグルしていたそうです。
月曜日少し落ち着いた相談員さんから「区分変更申請」を出しましょうと連絡がありました。
認定結果に不服があるときはこの制度を使うことが多いようです。
その結果要介護1になり老健に戻ることができました。(一旦退所になりましたが)
状況としては
○老健はいままでの経験から、"これだけ介護が必要なら介護1"にはなるだろうと思っていたそうです。(状況が変わって、もしかして退所かもと想定できるときは、それなりに行き先を考えておくようにしているのだが、今回は想定外だったとのこと。)
○退所中に脳梗塞か?という状態になり入院した病院では、状況に合わせた行動ができず、「これで支援1 ありえない」と驚かれました。
(例えば退院するとき、何も用意できずトイレにこもって出てこなかった。)
思ったこと
聞き取りだけ、文書だけではなかなか伝わらない高次脳機能障害の困った部分。それも、
一人一人違うというのではなかなか理解されにくいのかもしれません。会話ができる場合は
それできちんとわかっていると誤解されてしまうこともありそうです。
弟の場合は、精神科とか脳神経外科の医師でない医師に意見書を書いてもらったことも、うまく伝わらなかった理由かもしれません。
家族は困っていることがあるなら、あきらめずに行動しなくてはならないとも思いました。