毎朝 8:30。


父から
電話がくることが日課になっていました。


離れて暮らしていて心配だから
毎朝電話ちょうだい と
私が父に頼んで始めた日課でした。


「大丈夫だよ」

「変わりないよ」

「心配いらないよ」

「今日はちょっと調子悪いんだ」

「今 朝ごはん食べたところだよ」


もう届かない
受話器からの父の声。




am 8:30が寂しいです。