父の病院でした。


ご縁があって
手術~今までお世話になったS先生。


S先生の病院までは
家から電車を乗り継いで1時間半かかるため



抗がん剤治療を受けはじめるタイミングや、
再発がわかったタイミングで
その都度
もっと家の近くの大きな病院に転院したほうがいいのではないか ということを
父に伝えてきましたが、


父は 

やはりS先生に診てもらいたい、
通えるうちは今の病院に通いたい

と言って頑張ってきました。



しかし、
とうとう父が転院を決めました。


先日の入院以降、
日に日に体力が落ちてきている父に

今朝、外来に行く前に

そろそろ 
近くの病院に転院するのはどう?と
話をしました。


今まで何度か転院を提案してきましたが、
そんな時はいつも

「このままで大丈夫だから!自分で決めるから!」とイライラして

私の提案を迷惑そうにしてきた父。




その父が 今日は

「そうだな。先生に聞いてみよう。」

と初めて口にしました。



あれだけ転院を嫌がっていた父なのに。


もうそのくらい
体力の限界を感じているということ。




それがわかってしまい、
避けられない現実に
とても悲しい気持ちになりました。