包括支援センターの方が
父の病院と連絡をとってくださり、
訪問看護の手続きを進めていくことになりました。


父の場合、
①まずは介護申請をする

②もし介護申請で非該当になった場合でも
医療保険をつかって訪問看護を受けられる

そうです。





さっそく市役所に介護申請をし
今週認定調査が行われることになりました。



認定調査には近くに住む姉が付き添ってくれることになりました。



すると父から私にLINEがきました。

「お父さんは本当は△△(姉)ではなく
〇〇(私)の方が頼りがいがあるからよかったんだけどね~」


と。




そんなことだと思いました。

いつもなら 
「まぁ、まぁ、そんな風に言わないで」と
受け流せたと思うのですが、


私もいろんな感情があり
虫の居所が悪かったのもあったのかもしれません。



その時は その父のLINEに
カチンときてしまい


「お姉ちゃんにも協力してもらわないと 正直私ばかりじゃ支えきれなくなるし、お父さんもその辺は考え方をかえてほしい」


と返してしまいました。




私を頼ってくれてる父。

それに応えようと
ずっとずっと頑張ってきてるつもりです。



でも 姉も私と同じ父の娘。


父はいつも

「お姉ちゃんは働いているし大変だろうから・・・」

「お姉ちゃんは休みが少なくて可哀想だから・・・」


と言っています。



それを言うなら
私だって2人の子育てをして
仕事もセーブして家のこともやってるんだよ。


父が姉をかばうような言葉を口にしたときは
いつも心の中でそう叫んできました。




私はわかっているんです。


父がそういうことを口にするときは
姉が協力的に支えてくれないことを認めたくないから 仕事や休みが少ないことを理由に仕方ないんだと父自身が自分に言い聞かせていることを。


実際、姉は
近くに住んでいるのに
休みの日はネイルや
自分の予定を優先にしています。


父にできることや 関わる時間はあるはずなんです。


関わらないだけなら まだ許せます。

でも 私がどうしても許せないこと。
(少し姉とのことを書かせてください)


1年前に手術をしていただいた今の病院は
父の家から片道1時間半、
自転車と電車で通うことになるため、

私は術後 体が落ち着いたら
早いタイミングで
自宅から近くの以前お世話になっていた大学病院へ転院してそこで治療をしていったほうがいいのではないかと提案してきました。


その時、転院にストップをかけたのは姉でした。


「私が車で病院に連れて行くから、今のままでいいよ。主治医の先生が変わらない方がお父さんも安心でしょ?」 と。

父もそんな姉の言葉が嬉しくもあり、
心強かったのだと思います。

その言葉を信じて
今まで通りの病院にお世話になることにしました。


しかし、
姉が父のことを病院に連れて行ったのは
その後1~2回目まで。


診察までの待ち時間が長いことへの不満がでてきたり、
待ってる間の父との会話が苦痛だそうで
病院が終わると私に愚痴をこぼしてきました。


そして
体力が回復してきたんだから そろそろ1人で電車で行けばいいのに と
ハッキリ私に言ってきました。


直接父にそう伝えたわけではなかったと思いますが、きっと待ち時間の空気や姉の態度で
父もいろいろと感じとったのだと思います。

3回目の通院からは リハビリのためにも電車で行くことにしたよ と父が言い出しました。


やっぱり。
あれだけ約束したのに。


私は運転が苦手なので
父のことを車で都内の病院まで乗せていってあげられることはできません。

それでも 父を1人で病院に行かせることは
どうしても心配でしたし、
父も誰か一緒にいてくれると安心なんだ と言っていたので 病院の最寄り駅で待ち合わせして 子ども達の帰宅時間ギリギリまで父に付き添うようになりました。


姉はそんなことも知らず、
「今日は病院だね!気をつけて行ってきてねー」と父へLINEこそ送っていたみたいですが、
こんな状況でも 今日はネイルへ行ってきましたー と手元を映した写真をSNSに平気であげていました。


こんな日々が約1年続き、
今回の再発、そして新しい抗がん剤。


今までは月に1回の通院でしたが
点滴の抗がん剤は毎週通うことになるので
今一度、改めてここで転院すべきかどうか選択するタイミングでした。


私は転院を勧めました。
近所の大学病院もその地域では大きな病院で多くのがん治療の実績もある病院だし、
毎週今のこの距離の通院はお父さんの体力を奪ってしまうと思ったから。


父も悩んでいました。



そして、また姉が出てきたのです。


「毎週火曜は私が休みだから連れて行けるから このままでいいよ」と。



今までお世話になってきた主治医を変えることはとても勇気のいることです。

できることなら このまま今の先生がいい、
再発してこれからのことも不安だらけの父には また姉の言葉が藁をもつかむ思いだったのだと思います。

また、姉の言葉を信じ、
姉に感謝し、今の病院での治療を継続することに決めました。



姉の優しさは長続きしないことを
疑いもせず。



その後のことは 言うまでもなく。

姉は数回こそ病院に連れて行ってくれましたが、また何かと理由をつけて 病院へ行かなくなりました。


また 父を裏切りました。




そんなことの繰り返しだったので
父が姉はなく 私に頼りたいと言う気持ちは
私もよくわかっているんです。




でも、私1人では限界があります。
体も時間も足りません。


私も大嫌いだけど
そんな姉にでも
今はできることは協力してもらわないと
私が壊れてしまう。



だから、
今回の介護認定の付き添いくらいは姉にお願いさせてよ、と思ってしまいました。




父が病気になってから
言いたいことも我慢してきました。


これは病気とは関係なく
ただの父のわがままなのでは?と思うことも

可能な限り受け入れてきました。




でも そうやって気を遣いすぎることは
自分にとっても父にとっても
いいことではなかったのかもしれません。



支える側の気遣いやマナーがあるように

支えられる側にも気遣いやマナーは必要ですね。



本人が一番大変なのは苦しいほど伝わってくるけど


支えていくことも本当に不安で苦しくて
時には投げ出したくなるんです。





うまく言葉がまとまりませんが、
この今の気持ちは誰にも話せないので
このブログに書きました。





そして姉への不満は 山ほどあります。

父のことに関しては
できないことは 最初から言わないで!
お父さんをこれ以上裏切らないで!
裏切るくらいなら 余計な口出ししないで!


お金にも時間にもルーズな人。
本気で縁を切りたいと何度も思ってきました。


でも 今はとにかく
その気持ちも我慢しなければ。

なにより 父が悲しむから。





とにかく今は
父をまっすぐ支えるための
強い心がほしいです。

それだけがほしいです。