2017年2月3日。

今日はMRIと腹部エコーの検査のみ(診察は後日)とのことだったけど、心配でしかたなかったので 病院に付き添った。

病院の待合室に向かうと
そこには黄色がかった肌の、少し痩せた父がいた。
黄疸がでていた。

一緒に温泉旅行に行ったのは2週間前なのに。
あの時は元気だったのに。

待合室に座ると 父が言った。

「全部当てはまるな。黄疸も出てきたし。胆管癌だと思う。」


この1週間で、父はネットなどで胆管癌について調べていたようだ。

自分の症状と胆管癌の症状と。

そして、胆管癌がとても厄介な癌だということも知っていたと思う。



診察は再来週とのことだったので今日は検査だけして帰った。

ちょうど昼時だったので、父と近くの中華屋に入った。

最近、食欲がないと聞いていたから心配だったけど、タンメンと餃子3つをペロッと食べた父を見て安心した。