父からLINEのメモが消えてなくなったから見てほしいと言われ、携帯を操作していると出てきた父が書いたメモ



そこに書いてあったのは父の目標でした。



病気になって入院していた時に書いたであろう

『必ず治って生きる』



私達家族は父には余命宣告された事は言いませんでしたが、父は父なりに思うところがあったんだなと胸が締め付けられるような気持ちになりましたショボーン



寛解したから本当の事を言わなくて良かったと思っていたけど、父の気持ちを考えたらあの時言わなくて本当に良かったのかどうか…。



父が寛解してから母がポロっと父に余命宣告されていた事を言った事がありました。



父はそれを聞いてビックリした顔をしていましたが、本当は言って欲しかったのかなという気もしました。



私は高校生の時に膠原病の一種の全身性エリテマトーデスの疑いと言われ、実際に症状も出ていた時期があり、日光に当たらない、寒いところに行かない、運動をしない等の制限のある生活を送ることになりましたが、命に関わるほどではなかったので、父のように余命宣告をされたとしたら、、、



ほんとの事を知りたいのか知りたく無いのか



死を身近に感じていない今なら知りたいと簡単に答えるかもしれない。



でも、いざその時になったら怖くて聞きたくないかもしれない…。



本当の事を言う事が正解ではない時もあるし、時と場合によるのかもしれない。



メモには他にも父の計画が書かれていました。



あまり人の携帯をジロジロ見るのは良くないと思い、メモ出てきたよと言ってすぐに携帯を返しましたが、父のメモからは『生きたい』という強い意志を感じると共に、残された時間を悔いなく生きる為の父の目標が色々あるんだなという事がわかりました。



母とは普段からよく話しますが、父は少し耳が遠い事もあって、電話では会話がしにくいので実家に帰ったら話す程度です。



でも、もっともっと父と話をしたい。

そう思いました。



大好きだった祖母は100歳まで生きると思っていたのに94歳で急に体調が悪くなりそのまま亡くなりました。



もっと施設に会いに行って話を聞いてあげたら良かったと今でも後悔しています。



そうならない為にも、両親が元気なうちに沢山会話をしてもっともっと親孝行できたらいいなと思います。