先のブログにも書きましたが先週土曜日は万博記念競技場で開催された関西大学アメフトの決勝を見に行きました。
王者
関西学院大学『ファイターズ』
vs
5年ぶりの甲子園ボウルを狙う
立命館大学『パンサーズ』
結果は16:14で関西学院大学の勝ち
いやー、立命館惜しかった!
タッチダウンの数自体は関学1本に対して立命は2本取っている訳ですから立命館は十分勝てた試合だったかなと思います。
関学も前半は本調子ではなくてパスはインターセプトを2回くらいされていましたし、ランプレーもオープンへの展開が少なく、ドロープレーやスクリーンパス等のトリックプレーも立命のディフェンス陣が止めていたので関学やや苦しいなと。
ただ、関学は要所要所で必ずファーストダウンとれるプレーを入れてくるのでやっぱりさすがだなと思いました。
立命館は主将でRBの立川くんのランプレーが凄かった!
勿論立命館オフィスライン陣も相当押し込んでいましたが、95㎏であのスピードはそう簡単に止められない感じでしたね。
むしろ関学が良く止めていたなと。
前半はタッチダウン1本づつの7:7で折り返しましたので今日は立命勝つかなーと思っておりました。
後半に入り関学がオープンへのランプレー中心にゲインし始めます。
去年の甲子園ボウルでも活躍した三宅くんのスピード&個人技が光っていましたね。
ただ、立命館のディフェンスも頑張り関学オフェンスはゴール前まで行くもタッチダウンできずにフィールドゴールのみの展開。
ゲームが動いたのは第4クォーター
立命館の立川くん中心としたランプレーで関学陣地にグイグイ入って行きます。
『おいおい、またランかよ』
『そろそろパス投げるだろ』
『またランか!』
とスタンド応援席も押せ押せムードで立命館ベンチも最高潮に盛り上がっていました。
関学サイドはパスを警戒してかランプレーに対応できていない感じでしたが、あまりにしつこくランプレーを継続するのでさすがにアジャストしてきそうな予感もしました。
そしてエンドゾーンまでラスト5ヤードから最後タッチダウンを決めにいったのはパスでした。
結果的にはこのパスを関学にインターセプトされて流れが変わってしまったのですが、これに関しては色々意見があるでしょう!
あのままランで押していたらタッチダウン取れたのではないか…
なんで最後にパスにしたのか理由はわかりません。ただ、立命館としては最後ベストだと思われるプレーを選択して関学がそれを上回るパフォーマンスを見せた結果がインターセプトだったと言う事です。
もしパスが通ってタッチダウンを取っていたら立命館が甲子園に行っていたと思います。
立命館のクォーターバックはあのプレーを後悔しているかも知れませんし、もしかしたら一生忘れられない瞬間になるかも知れません。
ただ、私は立命館と言うチームとしてあのプレーを選択したのだからこれは関学を褒め称えるべきだと思っています。何もクォーターバック1人の責任ではありません。
監督、コーチ始め皆が行けると思って決めた事ですから。
フィールドゴールが成功すれば3点入りますので関学の逆転です。
しかもランプレーで上手く時間を使ったりしながら最後の最後に立命館に反撃を許さない様に少しづつ敵陣に攻めこむ関学を見ているとさすが王者だな。戦いをわかっているなと感じました。
エンドゾーンまでもう10ヤードくらいでラストのタイムアウト。
もうさすがにこれはフィールドゴールを外さない距離でしたので立命館万事休すと。
結果は関学勝利でしたが、立命館は本当に良く頑張ったと思うしとても素晴らしい試合でした!
そして今月は甲子園ボウルがあります。
関東は日本大学が桜美林大学をやぶって代表になりました。
私は去年同様に関学サイドで応援したいと思います。立命館の分まで頑張ってナイスゲームを期待したいと思います。
以上、なんか熱く語ってしまいましたが両チームとも頑張って欲しいです!!