2023年12月

4,000g超えの大きな女の子を

出産しました。



今更ながらさらりと出産記録をば。




39週の検診時に、最低体重が3,800gを

超える巨大児疑いのため、予定日+2日目

からの誘発分娩を勧められました。




初産で、お腹の中でさらに大きくなる

ことに怖気付き、早められないか打診。




予定日の前日から誘発分娩を始めることに。




【1日目】

いよいよか、とそわそわの1日目。




予定日前日、入院。

内診と、バルーン処置。バルーン痛い。

この時子宮口は閉じています。




午前中からバルーン処置したまま

促進剤投与開始。




投与開始から少し経つと生理痛程度の

痛み。

午後になると生理痛で味わったことのない

痛みが規則的に到来。

夕方、子宮口3センチでその日は終了。

バルーンも抜いて、夫が差し入れて来れた

コンビニ飯モヒモヒ。




促進剤投与やめたら痛みは遠ざかり、

寝ることができました。




【2日目】

おや、なかなか産まれないぞ、と

しんどくなってきた2日目。




前日より早く促進剤投与開始。

そのため、規則的な痛みも早めに到来。




30分ごとに助産師さんが血圧を測り、
促進剤の量を増やしていきます。



量が増える度、痛みの強く、間隔は短く。
促進剤1パックが終わり、おかわり。



夕方まで継続したものの、子宮口4センチで
終了。(絶望)



破水もしているため、もう帰宅する、
なんて後戻りは出来ない。



促進剤投与をやめても規則的な痛みは続き、
夜はなかなか寝られず。



【3日目】
おいおい、こんなにかかるとは
予想外ですよ…と憔悴の3日目。



朝から促進剤投与。血圧も問題なく、
前日までより早いペースで量を増やす。



午後あたりから勝手にいきんでしまう
くらいの痛み。
寝てると勝手にいきむので、テニスボールを
当てながら正座で耐える。



途中、肘をおいて前屈みになれる椅子
(名前は分からぬ)に、移動。
痛みの耐え方模索。


内診グリグリよりも陣痛が痛い。
内診グリグリに慣れてくる。



夕方ごろ、先生が訪れ、開き具合的に
今日も厳しそう、明日も頑張れる?と
尋ねてくる。辛すぎて号泣。



私の体力も、赤子の体力もあるため、
なんと促進剤投与4日目に突入決定。
親と夫に泣きながら電話。



途中、陣痛室に入院した人が
私より先に分娩室へ。絶望。



促進剤投与やめてももう間隔短い
陣痛があり、ほぼ寝られず。



【4日目】
絶望のその先へ、4日目。


朝から促進剤投与開始。助産師さんが
今日こそ産まれるよー!と声掛け。



流石に産まれてくれないと無理です…。



気分転換にシャワーを勧められるも、
シャワー浴びる余裕も無く、体を拭く
ホットタオルをもらう。
背中は拭いてもらい、気持ち良くなる。



朝からずっと2〜3分間隔の陣痛。
勝手にいきんでしまうくらいの強い痛み。



ただ、4日目にして痛みの流し方?
受容の仕方に慣れてくる。
(慣れたからと言って
耐えられる訳ではない)



早く産みたいと助産師さんに泣き言。
お腹の中の赤子にも早く会いたいよーと
泣き言。



14時ごろ、子宮口8センチ。
早いけど私の体力的に分娩台へ行こう、
と言われる。



分娩室まで支えられながら歩く。



痛みで分娩室の椅子に登るのも一苦労。



赤子の向きがまだ上向きで反対。
バシャっと破水させて、15分程度様子見。



再度内診。
いきみスタート。



予習した呼吸法などもう頭に無く、
いきみの都度、医師、助産師さんの
言う通りに。だが上手く出来ぬ。



助産師さんが2人がかりで上に乗り
お腹を押されながらいきむ。



サンシャイン池崎いきみは意識した。
腹圧かけるのも意識。(脳筋)



何セットいきんだかはもう記憶の彼方。
赤ちゃん回ったよ!頭出るよ!
会陰切開します!
頭出たよ!あと肩から下だけ!
もう力は抜いて!ゆっくり呼吸!



ホギャァ



股の向こうで掲げられる赤子。
やっと出た〜〜〜と思わず声が出る。



産まれてすぐ、抱っこして写真撮る?
と聞かれるも、体ガクガクすぎて
ちょっと待ってください、と断る 笑



赤子の計測中、大きいね〜!
おめでとうございます〜!と助産師さん。
その間、私は会陰を縫われる。
かなり長い間縫われていたのは、頚管まで
裂傷していた為でした _:('Θ' 」 ∠):_



縫われた後、着替えさせてもらう。
完全に介護。
足も腰も震えて力の入れ方が
分からなくなっていたので…。



着替えたのち、分娩台に乗ったまま
夫面会。夫に赤ちゃん抱っこ勧める
助産師さんに私が先に抱っこしたいと
言う。



さっきちょっと待ってと言ったものの、
最初は譲れない 笑



ずっしりぬくぬくの赤子抱っこ。
こんなに血が付いてるのね、とまじまじ。



15分の面会中、赤子の名前を決め、
面会終了。赤子も検査のため撤収。



私は病室まで歩けず、車椅子で
運んでもらう。(人生初車椅子)



以上、巨大児普通分娩の出産記録でした。
さらりと書こうと思ったのに、日数が
長すぎてこの長さになってしまいました。



ちなみに、巨大児になった理由は、
高血糖でも、妊娠中に
体重が爆増えしたわけでもなく、
そういう体質みたいです。
自分も、兄弟もみんな大きく産まれてます。



今は赤子も生後3ヶ月。
出産時の記憶がこれ以上薄れる前に…と
ふんわり出産記録でした。



看板持ち〈閲覧ありがとうございました。