昨日は、福岡アクロスで行われた九響の演奏会に行きました。

今回のプログラムは
ベートーベンピアノ協奏曲第5番「皇帝」と
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」。

「皇帝」のピアニストは、1994年にNHK のピアノレッスンでベートーベンソナタのレッスンをされていたゲルハルト・オピッツ氏。
そのオピッツ氏との共演、また九響のメンバーの方の中には、娘が小学生の頃、室内楽演奏をさせて頂いた方もいらっしゃり、今日の演奏会を楽しみにしていました。

「皇帝」は、
冒頭の華やかなカデンツァに始まり、ガラスのように透明感のある高音、鐘のように余韻の長い低音、また3楽章の最後は、見える景色が段々と遠くになるようにピアノとティンパニーが掛け合いをしながらディミヌエンドしていくところと、
音色豊かな演奏、音楽の世界に引き込まれました。

春の祭典は、
ストラヴィンスキーの三大バレエ音楽の一つで、飛び交う不協和音、強烈なリズムに初演当時は、大騒動が起こったことでも有名であるが、映像が見えてきそうな演奏、とにかく楽しかった‼
私は三階席で聴いていましたが、パーカッションの方の手元まで見ることができ、またそれぞれの楽器の掛け合いや息使いもよく感じることができました。

寒くなり、身体も固くなっていましたが、楽しい演奏会に力を頂きました。