2019、韓国、ソウル備忘録 20 | 『高嶺のなでしこ』推し活

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人生最後の推し活アイドルグループに決めた『高嶺のなでしこ』
50オーバー男のアイドル推し活の備忘録です

 

 

~2019年9月、初めての海外旅行先に選んだ韓国・ソウル・・・ソウルでの3日間を備忘録としてつづっています(一部フィクションあり)~

 

 

2019、韓国、ソウル備忘録 20

 

 

高級感たっぷりの江南地区から地下鉄に乗り、再び漢江を渡り東大門近くの新設洞(シンソルドン)駅で下車した

 

時計を見ると、すでに16:00を周っていた

さすがに空腹だ

観光だけでは腹は満たされないことを知った(笑)

 

 

ソウル2日目のランチに選んだ店は「肉食食堂(ユッチョンシクタン)」だ

韓国を代表する料理のひとつであるサムギョプサルなどが食べられる豚肉料理専門店である

行列必至の人気店だそうだが、入店した時はランチタイムを過ぎていたためかボクらのほかには2組の客しかいなかった

 

 

テーブルに着くとキムチやカクテキ、ナムルなどいくつもの小鉢が並べられる

ミッパンチャンという韓国の料理店ではお馴染みのもてなしだ

基本お変わりは自由なようだが、少し残して食事を終えるのが礼儀だそうだ

日本でも韓国料理店に入店すると小鉢が並べられるのは同じだ

日本で初めて韓国料理店へ行った時は驚いたことを思い出した

 

 

店自慢の厚さ3cmのサムギョプサルと近年人気だというモクサルを注文した

サムギョプサルは言わずと知れた三枚肉(バラ肉)の部分で、モクサルというのは首肉の部分

よく動く部分であるため弾力があり脂身が少ないそうだ

 

 

小鉢の横にサンチョと塩、ニンニク、ワサビなども並べられた

ワサビが当たり前のように出てきた

現在では万国共通の食材になっているのだと感じた

 

 

鉄板が温まる頃合いを見て、イケメンのお兄さんが肉を手際よく焼き始める

自分で焼く日本の焼肉店と違い韓国の焼肉店では店員さんが目の前で焼き食べやすく切り分けてくれる

230度の鉄板で焼きあげる豚肉は外はカリッと中はジューシーになるという

イケメンのお兄さんが肉を焼きながら流暢な日本語で説明している

日本語は日本人の客が多いので勉強したと言っていた

 

 

焼きあがった豚肉に塩やワサビなど好みの味付けをしてサンチョで包み口へと運ぶ

ちなみに、ボクはワサビが食べられないので使わなかったことは言うまでもない

豚肉のうまみと柔らかさが口内に広がる

空腹だったこともあり美味しさは倍増していたであろう

サムギョプサルの脂にもくどさを感じない

むしろ脂身の少ないモクサルが物足りなくさえ感じる

 

 

少ないかとも思ったが、食べ終わる頃には注文した分でちょうど良い量だったようだ

次回の渡韓の際にはハングル語も読めるように勉強して、ほかの部位も試してみたいものだ

十分に満足感を得て店を出た

日が暮れかかり、ソウルの街は夜の匂いに包まれ始めていた

一旦、ホテルへ戻るために東大門へ向かった

 

ソウル2日目は、まだ終わらない

 

 

 

・・・계속(つづく)

 

 

 

2021.1.29.

yaeyeon