JR御茶ノ水駅から『聖橋』を渡り神田明神へと続く途中に『湯島聖堂』があります
 
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『仰高門』
 
御茶ノ水駅からは、ここ数カ月でも神田明神湯島天神へ何回も参拝していますが、何故だか『湯島聖堂』へは7~8年足が遠のいていました
アセアセ

 

という事で、久しぶりの訪問です

 

 

1690年(元禄3年)、徳川5代将軍綱吉によって儒学の振興を図るために孔子廟『湯島聖堂』が建てられ、上野忍岡にあった林羅山私邸の廟殿と私塾が移されました
 
その約100年後の1797年(寛政9年)、幕府は直轄の学問所『昌平坂学問所』(昌平校)を開設しました

 

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『入徳門』

 

時は明治時代に移った1871年(明治4年)、明治新政府の文部省が置かれ、約220年続いたこの地での儒学の歴史は幕を閉じました
 
翌年の1872年(明治5年)には東京師範学校(後の筑波大学)、1874年(明治7年)には東京女子師範学校(後のお茶の水女子大学)が設置されました

 

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『杏壇門』

 

1922年(大正11年)、『湯島聖堂』国の史跡に指定されました
1923年、関東大震災により殆どの建物は消失しましたが、1935年(昭和10年)伊東忠太設計により再建されました
 
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(土・日・祝日は『大成殿』内の見学ができます・200円)
 
『大成殿』には中央に孔子像、その左右に孟子・顔子・曽子・子思四賢人が祀られています
 
 
構内には『孔子像』があります
 
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高さ4.5m、重量約1.5t、銅像の孔子像として世界最大です

 

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受験シーズンには、近くの湯島天神とともに合格祈願にたくさんの受験生やその親御さんが訪れます
 
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受験シーズンが終わった今の時期でもたくさんの合格祈願の絵馬が架けられていました絵馬
 
 
『湯島聖堂』にも御朱印があるようですが、神社でも寺院でもないので今回はいただきませんでした
 
 
 
2024.6.30.