埼玉県新座市にある『金鳳山平林寺』
南北朝時代の1375年(永和元年)に創建された臨済宗妙心派の禅寺です
当ブログでも何度か紹介させていただいていますが、自宅から自転車で10数分で到着します
今は、どこも新緑が美しい時期なので、あれだけ緑溢れる『平林寺』もきっと美しいに違いない!と思い行ってみました
紅葉の季節は大人気の『平林寺』も、それ以外の季節は”ガラ~ン”としています
この日も、入山した時は貸し切りでした(週末は少しは混むのかも・・・)
肝心な新緑ですが・・・
思っていたよりも生育が進んでいたようで、新緑を選んでカメラを向けました
午前中に降っていた雨も上がり、陽が射しこみキラキラと青カエデが輝いていました
築350余年の山門周辺が一番の新緑の見頃でした
山門に安置されている仁王像の凄みのある眼に心の中まで見透かされているようです
世を正しい道へと導くため、優しく、時には厳しく・・・
武蔵野の雑木林が広がる『平林寺境内林』は、国の天然記念物に指定されています
広い境内を散策するのには、気持ちの良い季節です
弁財天が鎮座する放生池は、緑に全包囲されています
静けさの中、池の鯉もゆったりと泳いでいるようです
今の季節、苔も美しい
『平林寺』は、明治期に関東の禅修行の専門道場として僧堂が開設されて以来、現在も続いています
境内は、禅道場らしく”凛”とした静けさに包まれています
2024.5.17.