走れ走れ、コウタロウ
本命穴馬かき分けて
走れ走れ、コウタロウ
追いつけ追いこせ、引っこ抜け
東京競馬場(府中競馬場)へ行ってきました
50年以上生きてきて、初めての競馬場です
最寄り疫の府中本町駅は、土日のレース開催日には臨時改札口が登場します
朝早くから多くの人が競馬場へと向かいます
競馬といえば、上記した歌の歌詞が思い浮かぶのは、50歳以上の方でしょうね
我ながら、いろんなところで歳を感じてしまう今日この頃・・・
東京競馬場では、子供連れ家族やカップルの姿も多く見かけました
数十年前の競馬場のイメージとは、かなり違っているようですね
建物(フジビュースタンドというらしい)の中も、まるで郊外のショッピングモールのようで、清潔感しかない感じでした
ここでも、かつての汚らしい?競馬場のイメージはありません
まあ、儲かっているからこれだけの施設を造れるのでしょうけど・・・なんて、毒づいてみました
ショップ(ほとんどが飲食店)もたくさんありました
競馬に興味のない人でも十分に楽しめる”馬のテーマパーク”のようです
(ゴール地点)
春の陽気で、青空が広がり気持ちの良い行楽日和でした
パドックにも行ってみました
間近に競走馬の息遣いや緊張感が伝わってきます
デジカメでも撮りましたが、絶えず動く馬を撮るのは難しく、ほとんんどの写真がぶれてしまいました
それでも、安物のデジカメでも、何枚かそれなりに撮れたものもありました
そもそも、なぜ急に競馬場へ行ったかというと・・・以前から「全力で走る馬の姿を目の前で見てみたい」と思っていましたが、なかなかその機会がなく月日が流れていました
今回”縁”があって、ようやくその願いを叶えることが出来ました
意外と簡単にできそうなことでも、叶わないものってありますよね
せっかく競馬所に来たので、馬券も購入しました
全くの事前情報も、もちろん競馬新聞なども買わなかったので、各レース100円だけ購入してみました(5レースからメインレースの11レースまで購入し、11レースのみ300円購入)
さあ、どの馬に賭けよう・・・?
ここで閃いた?のが、騎手!
一人の騎手に決めて、その騎手が乗る馬に全レース賭ける事にしました(単勝で購入)
今回心中することに決めたのが、キング女史(イギリス人女性騎手)
5レース・・・
6レース・・・
7レース・・・
8レース・・・
9レース・・・
10レース・・・
ここまで1度だけ2着になったものの、「オイオイ、どうしたキング女史・・・はるばるイギリスから遠征に来て、これはないだろう」と心の中で呟きながら(声に出ていたかもしれません)レースを見続けます
ここで、朝から快晴だった空模様が、にわかに雲が厚くなってきました
しかも、厚い雲の切れ間から陽が射し、”天使の梯子”が現れました
こ、こ、これは・・・もしや吉事の前触れか???
と、最後のメインレース(12レースまでありますが、メインレースで止めることにしていました)への期待が高まります
レースの初まりを告げるファンファーレが鳴り、各場がゲートインして、スタート!
一斉に飛び出した13頭の馬たちが、ゴール目指して走り出します
向こう正面から、徐々にコーナーを曲がり、こちらに近づいてきます
(ゴール手前で観戦していました)
目の前を全力で疾走する馬たちの様子は、動画でご覧ください
後ろから、怒号やら歓喜する声やらが聞こえてきます
100円しか賭けていなくても、ゴール手前は高揚感や期待感が盛り上がる瞬間です
何倍も何十倍もかけていたら、半端ない興奮の瞬間でしょうね
・・・で、結果は、電光掲示板(5位以内)にも乗らない着順でした
よって、今回の戦勝確立は0%でした
実は、約30年前に1年間、G1レースだけ賭けていた事がありました
当時は、競馬場ではなくWINS(場外馬券場)で購入していました
その1年間も、一度も当たったことがありませんでした
そして、今回も全レース外れという事で、改めて競馬には向いていないと思い知らせれました
初競馬場で、ビギナーズラックを期待したんですけどね・・・とほほ
「同い年の武君(武豊騎手)がいたら、武君と心中してたのになぁ~」と思いつつ、初・東京競馬場を後にしました
2024.2.12.
東京・武蔵野ほっこり町あるき
大野義昭