人気マンガ『鬼滅の刃』の主要キャラクターの産土神社があるのを知っていますか?
鬼滅の産土神シリーズ、お久しぶりの第5弾です!
今回は、竈門炭治郎や我妻善逸と同期の鬼殺隊士・栗花落(つゆり)カナヲの産土神です
(フリー画像からお借りしました)
栗花落カナヲの出身地は・・・墨田区向島(旧東京府本所區)
(フリー画像)
ということで、栗花落カナヲの産土神社は旧本所総鎮守である牛嶋神社です
現在は、東京スカイツリーの氏神様でもあります
牛嶋神社は、貞観年間(859~879)に慈覚大師円仁がこの地を訪れた際、須佐之男命の化身から託宣を受け創建したとされています
江戸時代には「牛御前社(うしのごぜんしゃ)」と呼ばれていました
御祭神は、須佐之男命、天之穂日命、貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)
※貞辰親王命・・・平安時代前期から中期にかけての皇族、清和天皇の皇子。貞辰が東国巡行中に向島の地で没したため祀られたとされています
珍しい形の三輪鳥居が見られる貴重な神社です
牛嶋神社には、狛犬の代わりに「狛牛」が迎えてくれます(牛嶋神社だけに・・・)
病気平癒の御利益があるといわれる「撫で牛」も安置されています(牛嶋神社だけに・・・)
ちなみに、この「撫で牛」は精神疾患にも御利益があるとされています(あまり他では聞いたことがありません)
牛嶋神社を産土神に持つ栗花落カナヲは、両親に虐待を受けつづけた挙句に身売りされるという悲惨な幼少時代を送り、精神が崩壊する寸前でした
身売りされる直前に蟲柱・胡蝶しのぶと姉・カナエ姉妹に救われ継子になりました
もしかしたら、カナヲ自身も牛嶋神社の「撫で牛」を撫でたその御利益で胡蝶姉妹と出会えたのかもしれませんね(・・・という設定があるかも)
「鬼滅の刃」の登場人物の出生地にも、それなりに意味がありそうですよ
牛嶋神社の御朱印です
御朱印をお願いするついでに巫女さんに鬼滅のこと聞いてみました
「今まで問い合わせなどはありませんが、鬼滅のお人形を持って写真を撮る方は何人かいらしていました」とのことでした
栗花落カナヲの産土神であることは御存じなかったようです
東京・武蔵野ほっこり町あるき
大野義昭