6月になりました。

今年も半ばまで時が流れました。

 

あっという間でしょうか?

それとも、時間の流れが遅く闇の中にいるようですか?

 

どちらの感覚も、私にはよくわかります。

 

明日が来るのかもわからない、

漆黒の闇のような時間の流れを経験したのは1年前のことになりますが、

決して忘れることもなければ、

記憶から消し去ってしまいたくもない。

「事実」は、どうしたってそこに居座るのですから。

 

『人には必ず死が訪れる』

当たり前に思っていても

やはりどこか他人事であることは紛れもなく事実です。

口でどんなに言い聞かせようとも

気持ちでどんなに理解しようとも

やはりその時にならないとわからない。

 

他人から見れば

私は「元気そうに」見えて

「普通に暮らしている」ように見えて

どうかすれば

「1人で気楽な生活をしている」ように

見えるらしいです。

否定も肯定もしない。

理解してもらおうなんて思っていないから。

 

自分自身は、自分のことを

【バケモノ】だと思っています。

こんな1年は、今までの私の人生の中で

ありえない状況で

どんな経験も比べることができなくて

その中で「生きて」「正気を保っていた」のは

自分が「バケモノ」だからだと。

どんなに精神的に参っていても

やらなくてはならないことは

やるしかない。

そんな私を理解できる人は

多くないはずです。

 

 

ただ、私自身は気をつけようと思っていることがあります。

 

人の心はわからないから

相手への声かけに

準備もないまま

不用意な言葉を

気軽に

投げつけるのはやめたい、と。

 

言葉の凶器は鋭くて深い傷になります。

立ち直れないほどのダメージ。

傷つけた方はわからない。

だって見えないから。

 

日本語は美しくて難しい。

たくさんの言い回しと

一つの言葉に、様々な意味を含んでいるから。

ただ、私はその日本語が好きで

その言葉を使って発信したいとも思います。