今週から新学期が始まるところが多いようですね。

学校、職場などなど・・・

様々なところで新しい緊張感が生まれることでしょう。

ちょっと勇気がいるけれど

グッと前に進んだ清々しい気持ちを

味わってみたいものです。

 

この時期に、お稽古事を始める子どもさんも多いですね。

特に、幼稚園入園や小学校入学というタイミングの時。

 

私は娘たちに習い事を勧めた時

あえて新学期を外しました。

年度の真ん中だったり

夏休みだったり

少し生活や時間に余裕があるかな?と

思われる時を選びました。

 

4月はどうしてもあわただしくて

子どもも親も、気持ちに余裕がありません。

幼稚園や学校で一日のほとんどを過ごす子どもたちに

習い事まで緊張するのは、さすがにキツイでしょう。

 

まずは、新しい環境をじっくり観察して

自分のできることを探し

お友達との交流を楽しむこと。

ルールを覚えて

家庭の方法との違いを体感すること。

そして

家に帰ってきたら

とにかく「リラックスする」こと!

 

リラックスの方法は、多種多様。

子どもによっては、ダラダラしている方が好きだったり

お友達と思い切り遊ぶことが好きだったり

本を読むと落ち着くとか・・・

ずーっとおしゃべりしていることが

リラックスするという子もいますね。

 

習い事は始めることは簡単です。

でも、続けることがとてもとても、大変。

そして、習い事を辞めるときも

心がギュッと痛い事でもあります。

 

あれもこれも・・・と習い事を始めないで

じっくり、ゆっくり時間をかけて考えて

最終的に、的を絞ってから体験をして

本人が心からその習い事をしたいのか

確かめてから始めましょう。

(体験というのは、最終段階です。

「検討するために、まず体験」・・としてしまうと

誰がやりたいと思っているのか、本当に必要なのかを

考える前に、習い事が始まってしまいます。)

 

待っている先生は

通ってくる生徒さんを

とても大切に思っています。

大きな可能性をもっている子どもたちに

少しでも役に立つ習い事になるよう

一生懸命考えています。

成長のステップとして

遠い先まで考えてレッスンを組み立てているのです。

そんな先生たちがいる・・・ということも

頭の片隅においてください。

(これは、私が先生としても肝に銘じていることです)

 

我が家の娘たちは

習い事を始めるときに

ある程度の目標を決めて通いました。

どれも、無駄な習い事はなくて

しっかり彼らの身に根付いて

素晴らしい経験となりました。

 

新しい生活が

楽しく、有意義で

笑顔の多い毎日になりますように。