アブのズームサファリをメインに使うようになり、ベイトモデル(665M)には丸形アンバサダー(4600or5500)のアブにはアブでという組み合せにしています。
では、スピニングモデル(605L)に合わせるリールは何が良いかと考えていましたが、やはりアブにはアブで!ということで、カーディナルを洗濯しました。と、いってもオールドの33やC3ではなく、現代版のカーディナルです。
現在のアブ スピニングリールのラインナップとして、カーディナルは残念ながら最下層のグレードになっています。
私達世代にはカーディナルというと、アブを代表するスピニングリールであっただけに、その名を大切にしてほしかったです。まあ、現代にその名前が残っただけ良しとすべきでしょうが。
写真は一世代前のモデルで、カーディナルⅡSTX1000Sです。現在は、カーディナルⅢとなって、共回りだったハンドルが、ねじ込み式ハンドルにバージョンアップしています。
STXは、カーディナルシリーズの最上位機種で、その下位にSX、Sと並んでいますが、SX、STXにはスペアスプールが付属しています。特にSTXはアルミスプールが付属しており、お買い得感があります。
それでいて、STXでさえ価格的5000〜8000円程度、セール時だとさらに安価で購入できるようです。
実際に、店頭でシマノやダイワに比べてみると、最初に感じるのが巻きの重さだと思います。これは、グリスがベッタリ塗ってあるためで、使っているうちに、次第にグリスが飛んで、軽い回転になると思います。私のカーディナルもかなり回転は軽いです。
タフさゴツさは、カーディナルの独壇場だと思います。それにこの価格ですから、雑に扱っても心をいためることはないのでは?
繊細な釣りでドラグを駆使するような場面には、少しドラグ設定が難しい(繊細ではない)かもしれませんが、ドラグ自体は昔から優秀ですので、かなり、使えるレベルにあると思います。
私にはこれで十分と思えます。


初心者の最初の1台や、サブリールにいかがでしょうか。