統合的人生設計(IIL: Integrative Life Planning)という、人生やキャリア設計での包括的なアプローチを提言したサニー・ハンセンというキャリア理論家がいます。
この理論は現代の働き方を考えるときに役に立ちます。
ハンセンは、仕事を他の生活上の役割との関係のなかでとらえようとしました。
キャリアには人生の役割がすべて含まれており、人生の4つの役割が統合されるべきだとしています。
人生4つの役割とは、「仕事」、「愛」、「学習」、「余暇」です。
この4つの役割のどれかひとつが大切という事ではなく、役割それぞれが組み合わさっていくことで、人生をより豊かにできると考えます。
幅広い視野をもつことが大切です。