人生は、仕事をする職業人(労働者)だけではなく、さまざまな役割が組み合わさってできており、多くの人はライフステージの中で様々な役割を果たすとしています。
60歳の定年退職という時期は、職業人としての節目であると同時に、定年後の人生の役割を変化させるタイミングでもあるのです。
人生100年時代といわれる今であれば、人生はさらに長くなり、職業人としての役割も長くなります。
そして様々なライフステージをいったり来たりすることになるでしょう。
そんな変化の多いキャリアを支えるものが、自己概念であり、ありたい自分へ向かっていくエネルギーなのです。
下の図は、ある男の人の人生をライフ・キャリア レインボーで表したものです。
円の左から右に向かって年齢を重ね、それぞれの年齢で複数の役割を担っていくのです