さて今年もあと数時間で終わろうとしています。
今年は一旦ブログの更新を休止していたものの、またボチボチとブログの更新を始めました。
毎年言ってますが、来年はもう少し更新頻度を上げていきたいと思っています。
一年が終わろうとしている大晦日という節目に、毎年恒例の区切りの更新をします。
今日と明日
たった一日しか変わらないのに、この締めくくり感と始まり感の濃淡の激しさに毎年感心しているのですが、区切りをつけたくなる大晦日という事ですよね。
私もそれに漏れず区切りをつけいと思います(笑)
さて・・・・・・
ダラダラと書いても仕方がないので、今年の10大ニュースという事で覚書程度に書いておこう。
まぁ、、仕事に忙殺されてあまり覚えてないというのが正直なところですが、一つ一つ書きながら思い出していきます。
①尺八の師匠替えをした。
一昨年から習い始めた尺八ですが、今年の10月に師匠を変えた。
邦楽の世界というのは師弟関係が厳しい。
ヨガ教室やバレエスクールのように、こちらの都合に合わせた日程で習う事はできない。
個人稽古なので師匠が提示する日程に合わせて習いに行くというのが基本だ。
しかしお勤めをしていると、中々師匠に合わせるのは困難になる。
それだと長く続ける事はできない。
月謝が払えるのは、お勤めをしているからなので、優先順位は仕事・・・・その次に趣味がある。
なので比較的こちらの融通をきかせてくれる師匠に鞍替えをした。
新しい師匠は差ほどしばりのない方なのですが、それでも邦楽会に40年、身を投じている人なので、それなりに筋を通したやり方
で師匠替えの手順を踏んだ。
まずどうして師匠替えをしたいのかの理由を聞かれた。
はじめに習う時に説明はなかったのか?など事情聴取があった(笑)
師匠替えに問題がないとわかると、まず以前の師匠に師匠替えの理由を説明して、次の世話になる師匠を伝えるように言われた。
マジか???
あまり気が進まなかったが・・・・仕方がない。
師匠替えの趣旨のメールをして、メールしましたと新しい師匠に伝えると、僕の方からも連絡しておきますと・・・・
えええっ(^_^;)そうなんだ・・・・そういう世界なんだと。
なんとまぁ面倒な世界。。。。シキタリというヤツですね。
私が一番苦手とする「シキタリ」です・・・・トホホホ
河原乞食一座として舞踏をやっている人間に「シキタリ」のある世界は厳しですよね(笑)
看護学校時代ももちろん厳しかったですが、こういう徒弟制度のシキタリというよりは奴隷制度の掟に近いものなので・・・・・伝統文化のシキタリに触れ目からウロコでした。
でも尺八がふけるようになるまで、そのシキタリを重んじて習い続けます。
ちなみに尺八も免状制度たるものがあるのですが、ある段階まで行くと師匠替えができないそうなんです。それもまたびっくりです。
私レベルの人間が言う事でありませんが、ある程度技術を身に着けて上達して行こうと思ったら、自分を刷新する為にも師匠は変え
ていくものだと私は思っていたのでちょっとしたカルチヤーショックな出来事でした。
②20数年ぶりに母の墓参りをした。
母が死んで35年たつが、葬式の後、私が彼女の墓参りをしたのは一回だけだ。
それも20代前半の頃。なので30年くらいは墓参りをしていない。
理由は色々とあるのですがね・・・・・
母の実家は福井県あわら市にある。
母は離婚しているので、実家の墓の横の小さい墓石の下に埋葬されている。
その墓を建立したのは私なのですが、建立する時もお金を送っただけで、建立の法要には立ち会わなかった。
立ち会わなかったというより、立ち会いたくなかった。
なぜ両親(私にとっては祖父・祖母)の墓に一緒にいれてもらえないのか??と思った。
一人のお墓に入るのが可哀想な気がしたからだ。
なので半ば無理やりお金を出さされた感が否めない(笑)
母の死には色々としこりがあるため、母の遺骨は親戚の厄介者だった。
色々と話せば長くなるが、要するに母の死後、、、、色々と嫌な思いをした。だからこの人達と関わりたくなかった。
しかし親戚の心情的に遺恨を残したくないので、金で解決できるものならと墓石代を母の姉に託して建立してもらった。
それから数十年たった。
母道江は4人姉妹の3番目。
2番目の姉と末っ子の妹があわら市に住んでいて、末っ子が本家を継ぎ墓守をしている。
ただ全く疎遠という事でもなく、母の姉である長女のおばさんは伊丹市に住んでて、小さい頃から世話になったので、その家にだけ毎年正月には顔を見せていた。
ひょんな事から伊丹のおばさんとあわらに行く事が決まった。
始めは温泉に入るだけの予定が、母の法事までする事になり、一生会わないと思っていた、あわら市に住んでいる親戚一同と一泊二日生活を共にした。
しかし不思議なものだ・・・・・あれだけ会いたくないと思って、30年近く会ってない人達でも、血縁というのはその時間を一瞬で埋める魔法を持っている。
仲が良かった頃と変わらない関係性に戻る事ができ、楽しく食事をした。
もう誰もいつ死んでもおかしくない年齢である。まして末っ子の妹は痴呆が進んでいる。
きっと母道江が会っておきたかったのでしようね。私を通して。
気が重たかったですが、結果的には行ってよかったです。ツンドラ級に凍土と化していた関係が融解した感じです。
間に合ってよかったです。
③スマホデビューした。
遅いですよね(笑)
ガラケーにこだわっていたわけではありませんが、このガラケーの留守録に父健次のメッセージが残っていました。
なので中々変えれずにいたのです。
私は母の連れ子なので、父健次とは血縁がありません。
しかしそんな事を私に感じさせないほどに私の事を大事に育ててくれた人でした。
母道江はホントにトンデもなくバカでアホな母親でしたが、私を育てるという意味では一番最適な男を選んだと。
夫として、社会人としてはダメダメな父健次ですが、子供の親としてはホント素晴らしい父親でした。愛情深い人だった。
昨今、継父に虐待される話をよく聞きますが、そんな継父は今も昔もいたと思います。
そんな男と一緒にならず、父健次を私の父としてくれた母道江には感謝です。
不倫の末、私生児として私を生み、育てられず実家や伊丹の姉の家に預け、健次と一緒になる事で私を引き取った。
幸せな雰囲気は長く続かかず、母道江はアル中になり、挙句に電車に飛び込んで死ぬという荒業の人生。
私がとりあえず、まともな人生を送っているのは、この父健次がいたからだと思っている。
母道江の功績は私を健次に託した事だ。。。。そんな父健次の声の入ったガラケーを買い替える気になれなかった。
しかしもう限界にきて、いつ壊れてもおかしくなかったので、やむなく買い替えた。
いや~やっぱりスマホは便利だ(笑)スマホ最高!!!という今日この頃です。
特にグーグル先生は最高です。バカ製造機能ではあるのですが、便利です。
④戸隠リトリートに行った。
戸隠でブレスワーク&舞踏塾のリトリートを、からだはうす髙橋さんがファシリテーターとして開催する事になり、そのアシスタントとして4泊5日という長丁場な日程を経験した。
アシスタントはもう一人舞踏でいつも一緒に踊っているKがいたので安心ではあったが、それでも4泊もとなると不安が大きかった。
結果的に問題は何一つなく、スムーズにミラクルな四日間を過ごし大成功をおさめた。とってもよい経験ができた。
⑤13年目戸隠神社奉納舞踏
今年も無事に奉納を終えた。。。。。いやーーーよく13年も続いたよな~と実感した今回の奉納舞踏だった。
その時に参加してくれた女性が舞踏奉納を見て、自分のやりたかった事はこれだ!!!と衝撃を得て、今や毎週舞踏の稽古を一緒にやる仲間になった。
来年は戸隠で一緒に踊る事になっている。
彼女は尺八を通じて知り合った。私の尺八体験も無駄ではなかったという事だ。
⑥歯科を変えた
加齢とともに色々と身体に支障が出てくるが、その一つが歯だ。この歯の不調の原因がわからず本当に困っていた(医者が(笑))
肉眼的にも健康な口腔内、レントゲンを見ても健康・・・・なのに痛い、歯が動く感じがすると訴える私。
モンスターペイシェントと言われてもおかしくないほど訴えは変わらなかった。だって痛いには本当だもん(@_@;)
大きな病院まで行き検査を受けたが、そこでも何もない。
あとやる事は痛みをとるために歯を削り神経を抜くという事しかありません。という段階になった。
もちろんその歯は差し歯になる。先生は見た目、健康な歯を削るのは抵抗があると躊躇していた。
で、私はもう一度初心に戻り、以前診てもらった事がある、過剰医療介入に警鐘を鳴らしている先生の所に相談に行った。
ある程度、納得のいく診断をしてもらった。ただやはりやるべき事はもう神経を抜くという方法しかないと。
ただ差し歯にはしない方向で神経を抜きましょうという話になった。
ハードルが少し低くなり気持ちが落ち着いた。
長年通っていた医者を変えるというのは勇気がいるが、エネルギーを変えるという意味ではいいような感じです。
まぁどうなるかわかりませんが、しばらくは様子を見つつ、この不調と付き合う事になるとは思います。
ただやる事は決まっているので、あとはどこで決断するかなので迷いがない分、楽な感じです。
体調と歯の不調が直結しているので風邪を引くと途端に歯茎が痛くなるのが難点です。
⑦自分が魔法使いだったという事がわかった。
私が仕掛ける魔法陣を認識した同僚が気づかせてくれたのですが、、、、(笑)
これを書いていると長くなるので、またの機会にでも。
ただこの魔法陣を仕掛ける時に、自分のエネルギーを消耗してしまうようなのです。
なので来年は自分を痛めつけて魔法をかける方法ではなく、自分に負担をかけない形で魔法陣を仕掛けられるような訓練をするのが目標です。(笑)
何を言っているのかわからないですよね。(^_^;)
⑧久しぶりに映画館で映画をみた。
10年以上映画館に足を踏み入れた事がなかったのですが、見たい映画があり、時間がバッチリあったので映画館に行った。
思いのほかむっちゃ楽しかった。映画館いいですね(^◇^)
来年も映画を見に映画館に行けたらいいな~
⑨仕事場メンバー&プライベートメンバーの関係性の親交が深くなった。
これも中々表現が難しいのですが、私自信の心の角が取れたからなんだと思います。
とんがりコーンがきのこの山になったみたいな感じでしょうか・・・・・
人を信頼できるようになったんですよね、、私自信が。
これ結構大きな変化だったと思います。
年齢を重ねるってステキですね。
⑩受動的(させられる)ではなく能動的にチームをまとめ引っ張る事が容易にできるようになった。
今、いる仕事場でのチームワークがものすごくよくなったんです。
20年いて、初めてこの場を作る事ができた。
これは魔法陣とも関係するし、人を信頼できるようになったことに通じます。
なので。。。。実際は7つの出来事という事になるのかな(^_^;)
まぁこんな感じな今年でした。
今年も大きな問題もなく、無事に健康で過ごせた事に感謝し、お蕎麦を食べたいと思います。
明日から大阪に帰省します。
それでは皆さま良いお年を
ありがとうございました~