もう少しひっぱります。
雪の女王の歌に「ありのままの自分になるの」と言う文言がでてきます。
この間もブログに書きましたが、最近うちの新入社員もその言葉をよく使います。
ありのままの自分で、のびのびと仕事をしたい的な・・・
ふざけんじゃ~ねぇ~あんたのありのままなんて知らねぇ~よ、死ぬ気で頑張れ!!とブラック企業のような発言を心の中で叫んでしまいました(笑)
ありのままの自分になる・・・・・
難しい言葉です。
私の感覚で言えば、ありのままの自分になるのは本当に難しい。
幾重にも幾重に様々な概念や常識と言う洋服を着込んで社会に対応してますから・・・・
それを脱ぐ作業も大変ですし、もし脱げたとして、自分の想像した範囲のありのままの自分であればいいのですが、もし想像を超えた自分だった場合に、そのありのままの自分を受け入れる事はかなり大変。
そういう風に考えれば、ありのままって一体なんなの?と言う事になりません????
まずありのままの自分を受け入れるには、ありのままの自分を知る必要があります。
自分のエネルギーのありのまま・・・の全容を知る。
そしてそれをちゃんと受け止め、受け入れ、認め、最後に「このありのままの私が好き」となる。
自分を好きになるまでには遠い遠い道のりがある。
それって今生で間に合うのか??と言う気になります。
もちろん、目に見えない、第三者が確認できない世界は言ったもん勝ちの世界ですから、「悟りました」と言われれば「あ~そうですか」と言うしかありません。
なので「自分を好きになりました」と言われれば、私だって、上に書いたような辛気臭い事は言わずに「あ~そうなんですね」と言います。
「ありのままの自分」を受け入れましたと言われれば、ありのままの自分ってどんな自分だったんですか?と聞かずに「それは、よかったですね」と答える。
ただ本音は違う。
辛気臭い思考を持っている私としては
ありのままとか自分を好きになるとか、受け入れるとか・・本当の自分とか。。。。
簡単に言いすぎなんじゃ~ねぇ~の??となるわけですよね(笑)
で、彼に聞いてみました。
「じゃ~聞くけどありのままの自分って、いったいどんな自分なの?」と。
ありのままの自分と言う言葉を間違えて使ってないのか???。
もちろん彼は「ありのままの自分」を明確には答えられない。
なんとなく、漠然としたイメージはあるようです。
ニコニコと子供のように素直で無邪気な姿っていうヤツでしょうかね・・・・・
よくわかりませんが、聞いているとそんな感じでした。
そんな貧困なイメージが本当のありのままの自分だったら簡単でいいです。
私は今だありのままの自分をわかちゃ~いないですよ。
多分設定の違いなんだと思うのです。
ありのままの自分の設定の違い。
要するにありのままの自分は概念ですから、自分がそれをありのままだと言えば、それはありのまま。
私は設定を難しくしているから、だから難しいんです。
善悪と同じです。
なので私はこういう風に考えます。
基本、「自分」とは、「ありのままの自分」も「今のありのままではないと(思っている)自分」両方とも同じ自分であると。
そういうもの全部ひっくるめて、ありのままの自分、ホントの自分であると定義して受け入れていく。
この面倒臭い性格、、、、注意力ありすぎて、緊張した場を作るのが得意で・・・人を和ませない厳しさを持つ・・・・そしてイジワル、そんなもんも、もちろんアタシよ!!"(-""-)"と・・・・
この世界の善悪の枠組みに対して疑問を呈しているにも関わらず、様々な事象に対して、自動的に自我は善悪、是非の判断をしている自分に気づき落ち込む。
こんなものを全部ひっくるめて自分です。
これを引っ提げてこのイノチをやってるのさ!!
文句あるか??とは言いません。
開き直って自分を鑑みなくなったら終わりです。
傲慢になってしまったらそれがトラップ。
丁寧にイノチを生きる事を心掛けて早数十年、いまだに魂が嬉々とするような生き方ができるように、心の中に棲む不必要なこんなもの、あんなものを一枚一枚脱ぎ捨てる作業をやっている最中である。
不必要なモノと書いたが、ある時期には必要で私を守ってくれたモノですからね、、、、それはそれで、ちゃっとさようならの儀式をして脱ぐ事も大切ですから、「こんなものいらない!!」という気持ちで脱ぐのではなく、ちゃんと感謝して去っていただく作業となる。
今の状態をベストだと私は思えていない。
ただ自分の無意識も意識もすべてひっくるめて認識した上で、こんな私を受け入れてはいる。
気持ちよく「ベストである」と言えるように私は日々精進しているわけです。
不必要なものを一枚一枚脱いでいく。
本当に大変な作業です。
また脱いだものを着たくなったりするしね(^_^;)
まぁこの作業はライフワークですから。。。。一生かけてやっていくつもりです。
昨今のレリゴー現象
「ありのままで」と言えば私達の時代であればビートルズのレットイットビーの「レリビー♪」の方が馴染みやすいですが、いづれにしても、今も昔も「ありのままの自分になる」と言うフレーズは人々の心を打つと言う事は間違いがないようです。
先日、ブログ長いね~と。。。。読むのが大変だ。。。と言われた(笑)
それでも読んでくれているのだからありがたい。
なので、、、これから小出しに書いていく努力をしたいと思います。
ついつい書き出すと止まらなくなるのですが、
今日はこのへんで・・・でもまだ続きます。(^_^;)