怒涛の半月を過ごし少し、のんびりしょうと思って郊外のスパに行ってきた。
山が見える露天にのんびり浸かっていると・・・・・
むっちゃデブのおねぇさんが入ってきて、私の正面に立ちはだかり仁王立ちになって外を見ている(笑)
おねぇさんと言っても明らかに私よりも年下です。30代??かな??
その後ろ姿たるや・・・・・
容姿の事なので、あまり言うと反感を買いそうで言いにくいのですが(笑)
あえて言うと
「その醜い体を私の視界に入れないでくれ!!」
と叫びたかった。
とにかくデブデブで、妊娠中か・・・?と思うほど腹が出て、三段バラの肉が垂れ下がって足の付け根が見えない。
要するにデリケートゾーンはお腹の肉でちゃんと隠されているわけです(笑)
足は象の足ように・・・のっし、のっしって感じで、背中は吹き出物だらけで、汚いのだ。
食べすぎで身体がゲボしているのでしょうね。
でも勿体ない事に多分。。。ですが顔は可愛い顔をしているのです。
きっと痩せると美しい顔立ちになるのでは・・・??と思う端整さがあるのですよね。
しかし、表情が険しくブスッとしていて、歩き方も最悪。
自分の足で自分の体重を支えるのがやっとって感じで、膝が痛いのか膝をかばいながらO脚でガニ股歩き。
ひょこひょこと左右に体を揺らして歩く。。。
湯船から出る時も両手を床について体を持ち上げてよっこらしょと言いながら上がって言った。
その身体を見ていると気持ち悪くなってくるのだ。
周りを見渡すと年をとったオバサン連中もブクブクの残念な悲しい体だ・・・・
何をどう食べればそういう風に太れるのか??理解ができない。
それだけの肉を身体に纏うのに、どれだけの食べ物(エネルギー)を口に入れているのか??
想像しただけで気持ちが悪くなる。
もちろんキレイな体をしている人もいるが・・・・・
さて、気持ちを切り替えて岩盤浴に行こうと風呂を出た。
途中にあるくつろぎスペースのソファーに、さっきの女性がグータラと座ってコーラをいっき飲みしていた。
また気持ち悪くなった。
病んでいる・・・・・・
そして私は一路、岩盤浴に・・・
60分ほど入り、一汗かいてまたお風呂に戻り、温冷浴に・・・
西式甲田健康法の一つの温冷浴です。
水とお湯に1分づつ交互に、4セット半、水で始って水で終わるという入浴法です。
温冷浴の効果は皮膚を鍛え、血行を良くし、毛細血管の先っぽにあるグローミューという静脈と動脈のバイパスの再生を促し、自律神経と迷走神経のバランスを整え、体液の酸、アルカリも整え・・・・・基礎代謝を促進し免疫力も上がる事、間違いなし(笑)
て、言うか~能書きはいいとして(笑)
ただ単に温冷浴はほんと気持ちいいのです。
9回温冷浴が終る頃には体は軽く、ポカポカ、気分はすっきり。
ちょっとしたオバケも取れた感満載です。
なのでスパに行く目的は基本、この温冷浴をするのが目的ですから、必ず水風呂のある所を選びます。
後は岩盤浴。。。これも必須です。
汗をガンガンかきながら、持ち込んだ魔法瓶の熱めの白湯を飲むのです。
どれだけ気持ちがいいかお分かりかと思います(笑)
どんだけカラダフェチなんだと言われそうですけど。
冷たい飲物を飲んで、折角、温まった体を冷やすなんて、とんでもありません。
で、温冷浴が終ったらイザ、食事に。
軽めの食事をしにレストランへ行くと、、、またあの女性が・・・・
今度はコロッケのような揚げ物とスパゲティーとピザをあてに生ビールをゴクゴク飲んでいました。
そうか・・・・・やはり「油」と「砂糖」これがこの人の脳をおかしくしている原点だと思った。
一番はやはり「砂糖」なのかな・・・・
コーラ、ビール。。。これらはたっぷりの砂糖が入っています。
恐らくこの女性は毎日、こういう甘い飲物を常飲しているのでしょう。
スーパーで売られている紙パックのようなリンゴやオレンジなどの100%果汁のジュースでさえも、1000mlで砂糖にして小さじ約28杯分(140g)近い糖分が含まれています。
1000mlをいっきのみする事はないと思うのですが、カロリー的には200kcalくらいあります。
よくサラリーマンが飲んでいる缶コーヒーは、通常タイプのもので小さじ約9杯分(45g)、低糖タイプのもので約3杯分(15g)の砂糖が含まれています。
で、この間の話の続きですが、スポーツドリンクの砂糖の量も半端ではありません。
例えば、あのポカリ(500ml)は糖分が34g入っています。
他のスポーツドリンク・炭酸飲料も、5-10%の糖分が入っていて、500ml飲めば、25-50gの糖分を摂ることになります。
甘いものは脳をマヒさせます。
もちろん油もそうです。
快感脳が刺激されて、中毒性を引き出します。
自律神経のバランスも崩れ、情緒不安定になり、それらが不足するとイライラし始める・・・・
で、欲求を満たす為にまた食べる・・・段々とカラダはマヒをしてくるという現象もおきます。
要するにドラッグと同じですよね。
企業は依存性の食べ物を開発して、たくさの人を虜にし利益を得ます。
良い悪いの話ではありません・・・・・・・
それらを何も考えずに口にする私達も私達です。
人がこれだけ甘いものを常飲常食するようになって100年もたっていません。
カラダの仕組みがそれについっていってないと言うのが現状なような気がします。
もちろん今生での乗り物である、自分のカラダをどう使おうと勝手でしょうけど・・・・
しかしもう少し美意識を持ってキレイなカラダを使い方をして欲しいと思いますし、。。。。
カラダが悲鳴を上げるほど食べ物をカラダにいれて自分をイジメて欲しくないと思うのです。
自分で自分にDVしているような人は他人にも優しくなれません。。。。
自分の体が喜ぶ事はなんなのか・・・もう少しカラダの話を聞いてあげて欲しいと切に願うのです。
それがイノチを大切にする・・・・と言う意味なんだと私は思うのです。
このスパでの女性を見て、おぼろげに思い出した文章がありました。
ネットで調べると出てきました。
和尚の言葉です。
身体に従いなさい。
どんなやり方にしろ、決して身体を支配しようとしてはいけない。
身体はあなたの礎(いしずえ)だ。
...
ひとたび自分の身体を理解し始めたら、
苦悩の99%はあっさり消えてしまう。
でもあなたは耳を傾けない・・・これまでのところ。身体は言う。
「やめて!食べないで!」
あなたは食べ続ける。
あなたはマインドの言うことを聞いている。
マインドは言う。
「これはとても味わい深くて美味しい。もうちょっといこう」
あなたは身体の言うことを聞かない。
身体は吐き気をもよおし「やめて!もう充分だよ!疲れちゃうよ!」
と胃が言う。
しかしマインドは「味見してみよう・・・もうちょっとだけ」と言う。
あなたはマインドの言うことを聞き続ける。
もし身体の言うことを聞けば、
あなたの問題の99%は楽に解消されるだろう。
残りの1%は単なるアクシデントであり、真の問題ではない。
しかしごく幼いころから、私達は身体から注意をそらされ、
身体から引き離されて来た。
子供は空腹で泣いているが、母親は時計を見る。
医者は3時間後にしか子供にミルクを与えてはいけないと言ったからだ。
彼女は子供を見ていない。
子供こそ見るべき本当の時計なのに、彼女は壁時計ばかり見ている。
彼女は医者の言うことを聞くが、子供は泣いていて食べ物を求めている。
子供は今すぐ食べ物を必要としている。
今すぐ食べ物を与えないなら、あなたは子供の注意を身体からそらす。
あなたは子供に食べ物を与える代わりに、おしゃぶりを与える。
さあ、あなたは騙(だま)し欺(あざむ)ている。
あなたは偽物、プラスチックを与え、
身体への子供の感受性を惑わし殺そうとしている。
身体の英知は発言を許されていない。
代わりにマインドが介入している。
子供はおしゃぶりになだめられ眠り始める。
時計が3時間経過したことを告げると、
今度は子供にミルクをあげなくてはならない。
しかし今、子供はぐっすり眠っている。
子供の身体は眠っているのに、
医者が今ミルクをあげなさいと言ったからあなたは子供を起こす。
またしても、あなたは子供のリズムを壊してしまう。
あなたはゆっくりゆっくり子供の存在全体を掻(か)き乱す。
やがて子供は、自分の身体の経路を全て失ってしまう。
自分の身体が何を欲しているのか、子供は分からなくなっている・・・
自分の身体が食べることを望んでいるのか否かも分からないし、
身体が愛を交わしたがっているかどうかも分からない。
まだ続きがありますが、長いのでこのへんで・・・
それではオヤスミなさい。。。