先日の大風の時に天気予報を見るためにテレビをつけた。
途中CMが入り。。。。何気に見ていると
「なんか最近眠れない・・。(´д`lll) 」
「あなたのその症状、体内時計の乱れによる不眠症かもしれません」
「私が不眠症??∑(゚Д゚)」
「まずはお近くの病院でご相談ください。体内時計を整えて、自然な眠りを取り戻しましょう」
製薬会社のCMだ・・・・
また病人を増やす戦略だ・・・・・と・・・・・・
色々と手を変えて考えてくるよな~と思ってしまった。
通常、年齢がいけば眠れなくなるのは当たり前。
体内時計の乱れは、もちろんあるだろうが、それは病院に行かなくても治る。
それに夜勤の仕事をしているほとんどの人は体内時計が乱れていて、何日かに一度や二度は眠りの質が悪くなったり眠れないと布団の中でもがく事はあるだろう。
私が病院に勤めている時はそうだった。。。。。。
精神的な物もあるだろうが、やはり太陽の光がサンサンと降り注いでいる昼間に眠るのは無理があるのだ・・・・
しかしそんな事、言っていたら、夜勤の仕事をしている人は全員病院に行かなければいけない。
このCMでは体内時計が乱れて眠れない人はみんな病気のような勢いで病人を増やそうとしている。
そりゃー体内時計が乱れて少なからずも眠れないと言う人が全員、顧客になるならば病院も製薬会社も景気がよくなる事は間違いない!
これって考え方のベクトルがおかしいと思ってしまうのは私だけだろうか???。
昼も夜もない、この現代社会で体内時計が乱れない方がおかしい。
それを改善したいのであれば結果にアプローチするのではなく、原因にアプローチする必要があるわけです。
本気で体内時計のリズムを整えると言う目的を製薬さんは考えるとするならば、体内時計が乱れて眠れなくなったから病院でアプローチするのではなく、体内時計が乱れるような社会を是正する事にアプローチする方がまともなベクトルなのではないか思うのです。
具体的には昼も夜もない社会をどうにかする事を考えるのがまともな物の考え方だと思うのです。
でないと体内時計が乱れた人を病院で治したとしても、また社会に戻れば体内時計は乱れますから。
体内時計が乱れて不眠症になっている人は減りません。
そりゃーその方が病院も製薬会社も儲かります。
現代は経済至上主義ですから、儲かるシステムを無くすようなバカな事はやりません。
そんな事をやったら一気に経済は破綻するでしょう。
なので・・・現実的な話ではありませんよね。
今となってはこういう社会になってしまったわけですから、夜が無い24時間稼動している社会から夜を取り戻す事なんかはできません。
何か世界規模・宇宙規模の、のっぴきならない有事があれば別ですが・・・・
まして夜がない社会と言うのは都会の話しだけではありません。
田舎だってそうです。
どんな田舎だってテレビはあります。
テレビの中はいつだって騒がしく、昼間です。
最近はどんなところに行ってもコンビニがありますし、郊外の大型スーパーも夜の10時ごろまでやってるお店も増えている。
どんな時も買い物ができるわけです。
東京なんて凄いですよね。。。。。。
この町で暗闇を見つける事ができなくなりました。
真っ暗な場所・・・・ありません。
そりゃー心が寂しくなりますよね。
暗闇は大事です。
心を静める大事な場所ですから・・・・・・
現実社会から暗闇がなくなると、人の心の闇が深くなる。。。。そんな気がしてなりません。
こんな世界に生活していて体内時計が乱れるのはある意味、とってもノーマルの事だと私は思います。
それで乱れないと言うのは少し、鈍感(笑)なんでしょうね。
ただ鈍感は悪くありません。この世界で生きていく為には、ある程度必要な事です。
昔、「鈍感力」と言う本が売れた事がありますが、人が健全に元気に生きていく上での大切な事だと思います。
ただなんでもそうですが、行き過ぎるとおかしくなります。
精神は幅がありますからどこまでも鈍感になれます。
そして反対にどこまでも敏感になれます。
しかし身体は物理的な限界がありますので、そのあたりの境界を見極める必要があるのです。
身体は鈍感、敏感いづれにしても、ある所までいくとプツンと決壊しますので注意が必要ですよね。
精神にある程度の遊びを持たせてやじろべいのように右~左~と揺らいでいるのが一番、楽な生き方のような気がします。
体内時計が乱れたのならば・・・社会を変えればいい、、、、でもそれは無理。。。。だったら???
自分が変わるしかない。
どうやって・・・・
それは自分で考えましょう~
簡単な事ですからね。
でも少しだけ書くと・・・・
(*^-^)b
早く寝る・・・・・・
早く起きる。
眠れなければまずは「薬を飲まずに歩け!」
食べ過ぎない。
寝る前に食べない・・・・
そんな事である程度の体内時計の乱れは整ってくるでしょう。
ただ現代社会の前線で闘っている人は中々難しいのはわかります。
夜勤が仕事の人や長時間労働になっている人は自分仕様のリズムを作る必要があります。
またよりディープに病んでいる人は自分で勉強して改善できる方法を片っ端からやってみる。
そんな事できないよ~
と言う人はもう仕方がありませんが・・・・
まぁ何が良くて何が悪いという問題ではありませんので。。。。
ココで正しい正しくないという議論はしませんが・・・・
なんだかあからさまな表現の仕方を見ていて気持ちが悪くなるのです。
ピンクリボンキャンペーンやメタポ検診と同じ仕組みだからです。
まぁ経済を活性化するためにはこの方法は最善の方法なのでしょうね。
w( ̄△ ̄;)wはっ!!
高血圧の話をしょうとしていたのに。。。。えらくえらく遠のいてしまいました。
書き始め一行目までは一応題材は決まっていて、それに添った文言を綴るのですが・・・・・
2行目からは頭の中の文字がばぁ~と堰を切ったように出てきたものを、指が文字にするという感じになってしまい、初めに書こうとしていた事と違う内容になる事が多く・・・・・・こんな様になってしまいました。
このブログは私の頭の中のカタルシスなんでしょうね。
ほんと毎度申し訳ありません。m(_ _ )m
高血圧の話しはまた次回にでも