先月、特に理由もないのですが・・・
食べるモノに油や砂糖と言った類のモノの摂取が極端に少なかった。
毎日、昼はおにぎりと冷蔵庫掃除風味噌汁・・・・
夜は昼ごはんメニュー+冷凍していた魚や肉達を少量・・・
そんな粗食的生活を2週間も続けていると、なんだか食事への充足感が無くなってくるのを感じ始めた。
お腹一杯と感じていても、まだ何か食べたいと言う感覚が湧き上がってくる。
その感覚に流されて、何かを食べると言う事はないのですが、、、、その感覚を味わっていると、とっても依存性を感じたのです。
全体的なエネルギー量は足りているはずなんですよね。
そんなに動くわけでもありませんし・・・・一般的な量に比べると少ないのでしょうが・・・・自分自身の消費エネルギーから見ると妥当な所なんじゃ~ないかな・・・と思うわけです。
ある意味、おにぎり2個と手作りで具沢山味噌汁と言う同じものを2食食べれはそれで充分に現代生活は賄えると私は思っている。
物流などの肉体労働であれば別だと思うのですが・・・室内でデスクワークなら問題ない。
まして私は食への欲求が低い方である・・・・それでも・・・・油と砂糖を抜く生活をしていると食への満足感と言うか充足感が欠如して、何かまだ足らない感が湧き上がってくる。
不思議ですよね。。。。
そんな感覚のまま二日間くらい過ごしたでしょうか・・・・・
何に対しての渇望感なのか見極めるため・・・・
自分の内側からかすかに湧き上がる「何か食べたいな~」と欲求のベースにあるものを見極めようとした。。。。
やはり脳内の感覚だ・・・・身体は満足している。
試しに食べた。。。。
それも無意識の海にダイブする舞踏の前に食べた。
日頃は絶対に食べないであろうアンテンドゥの「ホットケーキパン」
バターをたっぷり練りこんで焼き上げたソフトクロワッサン系のパンにメープルシロップが染み込ませてあり、中にはカスタードクリームが入っていて。。。。パンの上にはマーガリンがタップリ塗ってある・・・
砂糖と油の究極最強タッグのパン。
怖いくらいですよね(笑)
食べてみた・・・・・いや~びつくり・・・美味しい・・・・と感じると同時に脳内がジンジンするわけです。
これ、ヤバイ。。。と思うほどに。
踊っている最中。。。。その快感の渦の中に没入した。
こえぇ~ 脂と砂糖って脳内をマヒさせやがるぜぇ~
ってな感じで、明確に私の脳内が砂糖と脂に影響を受けているのがわかった。
なんか究極におしっこを我慢してトイレに駆け込み用を足した時の爽快感?と言うか…水道を全開にしているにも関わらずホースの先をつまんで出ないようにして、もう限界、破れる!と言う瞬間に手を放してドバーンと水を放出した解放感?と言うか…
とにかく脳内からドーパミン系の物質がほとばしった(≧▽≦)
これか~とやっと納得した。
ヤバいっす!
砂糖中毒、油中毒と言う話をよく聞くがこういう事なんですよね。
調べると油や砂糖を摂ると快感と感じる脳内物質が出るんだそうです。
甘いものや高カロリーな食べ物は、麻薬と同じように中毒性があると言う見解がある。
こんなに食物が溢れる(先進国だけですが)ようになったのはここ100年くらいの間です。
それまで人間はずっと飢えていたわけです。
最近になって飢えないようにはなりましたが、この飢餓状態の生体システムがまだ私達に残っているのです。
生き残るためにできるだけ高カロリーな貯め込もうとするわけですね。
高カロリーなものが美味しと感じる事で高カロリーなモノを好んで摂取する生体システムが人間にはあるのです。
まぁ好むと言うよりは脳が美味しいと感じるようになっているのでしょうね。
理論上の話をするとですね…
嗜好性と言う概念を理解する必要がある。
私達は食べ物や飲み物の「美味しさ」を体験的に知っています。
その体験から、、、、
どうしても無性にそれを食べたい、、、、飲みたい。。。と言う衝動にかられる。。。。
そういう特別なものありますよね。
ラーメンが無性に食べたくなったり・・・・・
一口食べたジャガビーが止まらなくなって全部食べちゃうとか・・・
仕事が終ったら・・・とりあえずビール!的な感じありますよね。
そういう特定の行動(飲むとか食べるとか)に駆り立てるような性質を嗜好性と呼ぶらしいです。
一般的に言う嗜好性は、なんとなく好みに合うとか、趣味に合うといった、主観的なイメージがある。
しかし依存などに通ずる「嗜好性」は、より具体的に、
どの食物をどれくらい摂りたいか・・・摂りたいと感じるか・・・
実際に摂るのかどうか??など最終的な傾向を指す時に嗜好性と言う概念を用いるようですね。
一口食べて・・・・・・・
お腹一杯でもなぜか「もっと食べたい・・・」と思う食品なのか「もういらないな~」と思う食品なのか・・・
食べ物によって脳内が感じる感覚が違う。
この感覚の違いを嗜好性と呼ぶのですね。
「嗜好性の高い食べ物」と言うのは食欲を刺激してもっと食べたいと思う食品。
食べたい欲求を引き起こす。。。。
私達のあらゆる感覚を引きつける食べ物と言う事ですね。
嗜好性の高い食べ物は一般的に「塩」「砂糖」「脂肪(油)」「ダシ(うまみ)」を組み合わせたモノ・・・・
砂糖+脂肪=ケーキ
塩+脂肪+ダシ=ラーメン
焼肉なんかも、タレの塩、ダシ、肉の脂の組み合わせで万人が食べたいと思うメニューですよね。
日本人は寿司のトロが大好きですが、これもそうですね。。。
トロの脂と醤油の塩・・・・寿司飯はアミノ酸ですからうまみです・・・・
などなどこれらの嗜好性の高いアイテムの組み合わせは私達が大好きな食べ物になるのですよね。
ある動物実験で確かめられているのですが、通常のエサだと満腹になると食べるのをやめるらしいのですが、嗜好性の高いエサを与えると満腹になってもさらに食べ続ける。
自然な生体のシステムで食べている分には満腹になれは食べるのをやめる。
しかしこの恒常性(満腹になれば食べない)が嗜好性の高い食品を前にすると損なわれてしまうのです。
その理由と言うのがですね・・・・・
報酬を求める・・・と。
先日書いた、快感回路(報酬系)が刺激されていると言う事なんです。
嗜好性の高い食品を見ると、脳内に多量のドーパミンが放出される。(焼肉屋やラーメン屋の前を通って食べたくなる感覚ですね)
ドーパミンは動物が食べ物を求める気持ちをかきたてる。
で、耐え切れなく店に入りとんこつラーメンを貪り食う。
それが引き金になって、もっと食べろ、という指令が発せられる。
時間軸で見ると
■ラーメン屋の前を通り、その刺激でドーパミン神経系を介した衝動が起こる。
■そしてドーパミンにより食欲が高まり「お腹すいてないけど食べたい!」と言う感覚になる。
■店に入りとんこつラーメンを食べる。
■食べると「オピオイド」が放出される。
■「オピオイド」と「ドーパミン」の生成によりさらに食べたくなる。
快感回路が刺激され、それは情報として蓄積される。
ラーメンを食べたらドーパミンが出て快感(美味しい)を感じる・・・・この刷り込みができる。
オピオイドと言うのはエンドルフィンなど、脳内で生成される化学物質で、モルヒネやヘロインのような薬剤に似た報酬効果があるのだそうです。
食べ物によりオピオイド神経回路が刺激されると、食欲が高まるのです。
また、過食症者が食べると、小脳扁桃が活性化する。
小脳扁桃は報酬への期待に関わる領域で、食べたことで活性化すれば、食べれば食べるほどもっと欲しくなるということを意味しているのです。
快感を感じると人はもっと欲しくなるようになっているシステムがあるため。。。。。食欲は底なしになる・・・
今の日本人の脳内はこの快感回路が異常に発達しすぎてしまっていると言う事なんでしょうね。
今回、自分の体験を踏まえて、とってもよく理解できたのです・・・・・
この快感回路・・・・ヤバッイッスよ・・・・脳内のドーパミンは地球を貪り喰いつくす・・・・
そんな気がしてなりません。
いやいや。。。。
もしかすると食品業界が仕組んだ・・・
麻薬の密売人が薬中毒者を作り出して稼ぐようなモノと同じシステムなのかもしれません(笑)