少しまた白湯について掲載しておきますね。
白湯同盟会長としては白湯を作る時もこだわります。(こだわる過ぎるのはよくありませんので楽しんでやってくださいね)
たかが湯冷ましなのですが、されど湯冷まし・・・・こだわるには理由があります。
このブログでは白湯を沸かす時には鉄瓶や土鍋を使うのが最適だとかねがね言ってますね。(もしくはホーローでもいいですよ)
そして耐熱性のガラスのコップ、もしくは土でできた陶器のコップや木でできたコップに入れて飲むこともお勧めしています。(プラは止めましょう)
水はできるなら浄水器を通した水かミネラルウォータにしましょう。
さてここまでこだわる理由です。
鉄(金)や土の属性を持つものに水を入れて、火にかけ沸騰させて空気(風)を送り込む。
そして木か土(ガラス、陶器)のコップに入れて飲む。
これは・・・
木、火、土、金、水+風の「五元素のエネルギー」と「風のエネルギー」を白湯の中に取り込むことができるのです。
自然の恵みがギューーって詰まった薬湯なのですね。
この薬湯を飲むことで、五元素 「木火土金水+風」のエネルギーを体内に取り入れることができ、身体は不要なものを排泄する方向に向かい、心身は浄化されるということなのです。
現代人のカラダは、この自然のエネルギーが不足しているので、自然のエネルギーが詰まった白湯を飲んで補給するということですね。
そして飲み方にもこだわりがあります。
大人が飲む場合のコツとして、ゆっくりと糸をすするように飲むです。
コップ一杯を5分以上かけて飲む。
朝起きたてと食後。
この4回でも充分です。一日600CC程度を目安にします。
ダェイットを目的にする場合には、エクササイズと組み合わせるといいかもしれませんね。
白湯を一杯飲んでからエクササイズをすると、より代謝はあがるのではないでしょうか。
ちゃんと作った白湯はとっても甘くなります。なので赤ちゃんのお風呂上りの水分補給にもいいですよ。
しかし白湯をただ飲めばいいということではありませんから。。。。
潤いがなく冷え性のヴァータの特徴のある人は白湯を飲むことで、水分と熱性で緩和することができ、代謝がよくなるため脂肪燃焼も促進されることもあると思います。
ただピッタの人の場合にはもともとカラダに熱性を持っているので、白湯を飲みすぎると下痢をしてしまうこともあります。
その場合には飲む量を減らして、常温の水にするといいでしょう。
またカパの人は水分や老廃物を溜め込みやすいので、白湯がうまく作用すれば排尿回数も増え、余分なものを排出することができるのですが、排泄力が低下したままですと、より水分を身体に溜めて、水毒傾向に傾いてしまうのです。
この場合には摂るということよりも出すことに重点をおいたケアをまず行っていくことが優先されます。
全体的な水分量を減らして、甘いもの冷たいものを摂らない。(果物を控えたほうがよいでしょう)
お風呂にしっかりと入って汗を出す。半身浴や岩盤浴もいいでしょう。
運動する。。。。。。これら汚水を出し、清浄な水を身体に入れることで細胞が活性化します。
人それぞれ体質があり、すべての人に同じように効果があるというものは中々ありません。
またこれだけやっていれば良い(治る)というものもありません。
だから白湯を飲んだ全員が、白湯だけ飲んでいれば健康になる、痩せるというのは多方面から検証するとありえない話だということです。
ガツガツ食べ、冷たいものを飲み、甘いものを食べる。。。。。カラダを冷やす。。。運動しない。。。。外食が多い・・・・・
こんなことを続けて白湯を飲んでも焼け石に水ということですからね。
追記・・・・
私が白湯を飲み始めたのは理由があります。
それは薬中毒から抜けるため。
小さい頃から何も願うこともなく、すべてを忘れるという無意識が働き、恐らく心を殺して生きてきた。(と思う)
正気のありかをわからないように、薬を飲んでいたのです。
で・・・・ヨガ、瞑想、呼吸法、鍼灸整体、食の改善、睡眠、カラダを温める、、、、生活のリズムを持つなど。。。徹底してやりました。
自宅に遠赤外線のサウナも買って毎日入りました。とことん身体を浄化しょうとしたのでしょうね。
そう・・・心底、自分を誤魔化すことが嫌になったんです。
そして白湯を始めた。
白湯はある意味、8年という離脱との戦いの突破口になったのです。
離脱最後の年は飲む水分は白湯だけでした。(一日一杯のビールは別ですけど)
甘い冷たいものは一切飲みませんでしたし、どこに行くのも白湯を持ち歩きました。
それぐらいに切羽詰まっていたのです。八年ですから。。。。それでも薬に手が伸びましたからね。
私の薬中毒経歴はこの場で公言できないほどひどかったのです。
違法な薬には手を出しませんでしたけど、その分、本格的だったのですよね、専門的な知識の上で身体に入れてましたから・・・・・
確固たる信念の元に本格的に自分を誤魔化してきたのです。
しかし離脱を経験したことで、いろいろな事を知りました。
来る痛みと対話しながら一生懸命に考えました。
来る痛みを一生懸命感じました。
薬を握り締めて自分に問いかけました。
それこそ自覚はありませんが、超内観瞑想をしていたのだと思います(笑)
どれだけ自分から遠ざかってきたのかとか、誤魔化さないということがどれだけ大変か。。。。自分に正直なることにものすごい恐れを感じていたのか・・・・とかね。。。いろいろと毎日毎日真剣に考えました。
そして私は大きな勘違いをしていたのです。
自分に正直なるということで本当の自分が見つかるのだと・・・・・そんなものはどこにもありませんでした。
いつでも今の自分が本当の自分なのです。
本当の自分なんて言う、綺麗事の自分は存在しないのです。
今自分をごまかしているなら、その自分が本当の自分で、誤魔化すことを止めた自分がいるならそれが本当の自分。
この世界にウソの自分なんてないんです。
本当の自分探しは簡単です。
今、目の前の自分を見れば、それが本当の自分なのです。
どんなに嫌な自分であっても、それが本当の自分なのです。
それはいつかは変化するでしょう。でもやはりいつでも今が本当の自分だったのです。
また横道にそれましたね(笑)
そんなこんなで私が白湯を熱く語るのにはこんな理由があるのです。
自分に正直になると目の前の見ているものが恐ろしく変わります。
今までの半分くらいの重力で生活している感じがしますよ(笑)
薬から離脱し、この三年一切薬は飲んでいません。頭痛も今はもう起こることもなくなりました。
身体の調子もすこぶる良い・・・・・
でも・・・・・
それでもカバンの中には一粒の薬がお守りのように入っているのです。どうしてもそれを手放すことできません。
それぐらい薬を手放すことに恐怖を覚えるほど、四六時中身体は苦しく、重く、吐き気が襲い、頭が割れるほど痛かったのです。
呪縛を切るのは一生をかけてする作業なのでしょうね。