昨日は録画していた日曜劇場『Tomorrow ~陽はまたのぼる』を見た。


やっぱり・・・ありがち・・・なドラマ・・・だった。


竹之内豊くんはかっこよかったが・・・


寒いくらいに落とし所が古典的。


病院の赤字経営、産科医不足などテーマはいまどきであるけど、話の筋道はそうね~そのとおりね。


やっぱりそう来るのね・・・・と全部わかっちゃう・・・・


なんだか私の心が荒んでいるから感動できないのかと心配になるほど・・・くさいセリフにさぶくなる・・・


ただドラマの中に出てくる病院経営の破綻は現実問題としてはリアル。


本当に利益が出ている病院は美容整形とか、人間ドック系、歯科と自費で行く病院だけなんじゃないかと思うほど。


で、恐らく市民病院や私立の救急病院なんてものは一般企業であれば、とっくの昔に破産している経営状況のところが多いのではないかと思うのです。


病院の経営コストの多くは、人件費。


公的病院と私立病院の人件費で、大きく違うのは医師以外の人件費。


医者は恐らく公立病院の給料の方が安い、しかしその反対に看護職などの医者以外のスタッフは公立の方が高い。


それはなぜかというと、地方公務員だから・・・・・


ベテランの看護師が数人退職すると、退職金だけで数千万円の支払いが必要となる。


それだけで病院の経営を圧迫してるし、事務職員やら検査技師、リハビリやら厨房やらとにかく人員は恐ろしいほどの数が必要、退職金、年金などなど福利厚生の金額も半端ではない・・・・


治療のコスト面でも採算をとるのは難しい・・・・・・・


にも関わらず・・・・・患者側の負担も年々増えてきている。


これって・・・・どういうことなのか・・・システムが悪いのか・・・皆、無駄に病院に行き過ぎるのか・・・


よく分からないが。。。。。きっとどちらにも問題はあるのだろう。



ある統計を見ると

日本人の病院受診回数は、年間13.8回。


一方EU諸国の受診回数はドイツで日本の約半分の7回、フランスが6.6回、英国は5.1回である。


通院頻度で日本は、OECD加盟の先進30ヵ国のうちのトップらしい。


平均入院日数も、日本は35.7日で断トツ。


フランスが13.4日、ドイツが10.2日と、日本の3分の1程度である。英国は、7.0日間で、米国は、平均6.5日。


日本の統計には療養型病床も含まれているから、単純比較は難しいけど、それでも日本人は頻繁に通院し、入院日数も飛び抜けて長いと言える。


日本人は病院大好き民族なのですね・・・・


また海外は医療と福祉が分けられているが、日本は一体化してしまっているため、老人介護、療養に対しても医療費がふんだんに使われる。


これはどういう意味かというと、海外では介護の必要なお年寄りにはあくまでも介護であって治療はしない。


だから無駄な検査とかもやらないのである。


当たり前の話である。


しかし日本では介護療養生活の方も病院という治療施設に入ることになるので、医療を受けることになってしまう。


これではいくら医療費があっても足らないのはあたりまえ。


年寄りに治療は必要ないと言っているわけではありませんよ。


ただ加齢による生活活動レベルの低下だけで過度な治療は必要ないということなのです。


年を取れば、腰も痛くなるし足も痛くなる。そんな当たり前なことでも必要以上にレントゲンを撮り、MRIなんかも撮ったりして無駄な検査を一杯受ける。


そんな事よりも、生活活動レベルが下がらないように散歩に付き合ったりお料理を一緒にしたり・・・・マッサージをしてあげたり、さすってあげたり・・・そんなことで済む場合も一杯あると思うです。


そしてレントゲンの話で言うと医療機器の整備でも、日本は群を抜く。


人口100万人当たりのCTスキャナー数は92台、米国の約3倍、英国の約12倍。


他国と比べて2倍も3倍も通院し、長く入院し、高価なCTスキャナーなどで無駄な検査を繰り返す・・・・


医療を安易に考えすぎている国民の意識と、金儲けに走り、患者と向き合わずメカにばかり気を取られている医療を提供する側と、実態の把握能力が欠けている官僚と・・・


さて・・・・・どこから改善するべきが子供でも分かるのではないかと思います。。。。


「贅沢な医療大国日本」医寮費が高騰するのは当然のこと。


さてはて昨日も申し上げましたが、皆様、あまり簡単に病院に行かれませんようお願い申し上げます。


病院に行く前に病気になる前に・・・・色々とできることはあると思います。


まずは腹八分目を心がけてみてはいかがでしょうか?