2020年12月2日(水)日経朝刊22面(マーケット商品)に「サウジ原油7%高 11月積み、3か月ぶり上昇」との記事あり。

日本の石油会社が中東産油国から輸入する原油価格が3カ月ぶりに上昇した。サウジアラビア産の11月積み価格は前月から7%ほど上がった。新型コロナウイルスのワクチン開発進展による経済正常化の期待から、値決めの基準となるドバイ原油価格が上向いたのを反映した。

指標となるサウジ産の代表油種「アラビアンライト」の11月積みは、1バレル43.21ドルと10月積みに比べ2.83ドル(7%)高い。軽質の「エキストラライト」も7.3%値上がりし約43ドルとなった。

日本が長期契約に基づいて輸入する原油は直接取引(ダイレクト・ディール=DD)原油と呼ばれ、ドバイ原油とオマーン原油の月間平均価格に調整金を加減し毎月改定する。