僕自身のための
人間教育。

「音のお絵かき」というメソッドという感性の教育。

先生と僕との
音楽の旅は
あの
最初の
レッスンから始まった。

事実としての表面的解釈は
そういうことになる。

真実としての解釈は
僕自身の
運命的出会いであったろうし
もっと言えば

生命という次元
宇宙的な次元を
コンパクトな日本語に凝縮して解釈すると

宿縁とも言えるだろう。


実際のレッスンは
2回目から。

僕が7歳の時だった。
今振り返ってみると
あれは8月初旬だったと思う。

レッスンは

最初
週2回。

日曜日と月曜日の2日連続。


これは
6年間の小学校教育終了まで
週2回体制のレッスンとなる。


祖母が僕を連れて
先生のお宅に行くと

「進ちゃん。こんにちは。
さあ、今日からレッスンです。」
お家の玄関先で
先生はいつもそうおっしゃっていた。

18年間レッスンを受けていても
最後のレッスンまで


「さあ、今日からレッスンです。」
それが先生の一貫したスタンスだった。

なぜ
先生がいつも
そうおっしゃっていたのか。

今僕はそれを書かない。
ありがたくも

このブログを読んで下さっている
方々が
ご自身のサイズで
ご自身の命で
ご自身の感ずる宇宙観で

解釈して頂ければと思っている。


そこに
正邪善悪
高低浅深はない。


あるとすれば
何かを感ずる
己自身。
ただ、それだけ。